【小説】嵜本仁奈と緊縛との出会い 前編
🕑 Added 2021-02-05 13:33:49 +0000 UTC
「こらぁ!男子、ちゃんと掃除しなさい!」
私立桜野学園初等部6年1組の教室に女の子の叫び声が響き渡る。
「うわぁぁ!委員長さまのお怒りだぁぁ!」
先ほどまでほうきや雑巾でチャンバラごっこをしていたクラスの男子たちは怯えたように掃除に取り掛かる。
いくら元気のある男子といえどもしっかり者の委員長の言葉には従わざるを得ない。
だからといって彼女に対して嫌悪感を持っている児童はいなかった。
誰からも慕われ、尊敬される立派な女の子。
6年1組の学級委員長、嵜本仁奈(さきもと にいな)とはそのような人物だった。
____________________________________
〈ガチャリ〉
仁奈は自宅の鍵を解錠し、扉を開ける。
「ただいまー!」
「………。」
家の中から仁奈の言葉に返答する声は聞こえなかった。当然である。仁奈は両親と3人で暮らしているが、彼女の両親は共働きのため仕事から帰ってくるまでは一人で過ごすことになっていた。
「(よーし…まずはお着替えしないと…!)」
自室にたどり着いた仁奈は学校の制服を脱ぎ、動きやすい部屋着に着替え始める。仁奈の通う桜野学園は私立学校ということもあり学校指定の制服を着用していた。
「(えっと…パーカーと…ズボンでいいかな)」
仁奈はピンク色のパーカーとジャージズボン姿に着替える。若干ミスマッチな組み合わせに思えたが、そんなコーディネートでも仁奈には似合っていた。
「(よし、宿題終わらせちゃおう!)」
着替え終わった仁奈はすぐさま机に向かい、通学バッグから勉強道具を取り出し宿題に取り組む。真面目な仁奈にとってはこれが毎日の日課になっていた。
____________________________________
「ん〜〜終わった〜〜!」
机に向き合い始めて1時間くらい経つと、仁奈は宿題を終わらせた。
「(まだ…時間あるなぁ…)」
ふと時計を見やると両親が帰ってくるまでは十分に時間があった。特に友達と遊ぶ約束をしていない仁奈が頭を悩ませていると…
〈ガシャン…〉
「え……」
突然一階のリビングの方から物音が聞こえた。自分以外誰もいないはずの家の中からの物音に身体が強張る。
「帰って…きたのかな…?」
仁奈はゆっくりと部屋から出て、一階のリビングまで向かった。
〈ガチャリ〉
リビングのドアノブに手をかけて扉を開ける。
「も〜今日は帰ってくるの早かったね〜」
その扉の先にいるはずと思っていた両親に向けて仁奈は告げる。
「っ………!」
だが、扉の先にいたのは仁奈の両親ではなく見知らぬ男だった。目出し帽を被った男は足を震わせている仁奈に包丁を突き付けながら近づいてきた。
「大きな声は出すな。出した瞬間に刺す。」
「………(コクリ…)」
仁奈はゆっくりと深呼吸をして頷いた。反抗すれば殺されてしまう。しっかり者ゆえに冷静に状況を分析した。
「この家にはお前一人か…?」
「……はい…。」
男の質問に対して仁奈は冷静に答える。
「両親は…?」
「共働きでまだ帰ってきません。」
「いつ帰る?」
「いつもは18時頃です…」
男は仁奈の言葉を受け時間を確認する。現在時刻は16:10。まだ帰宅まで時間があることを確認する。
「ゆっくり手を上げろ。」
男は包丁を突き付けたまま仁奈に命令する。
「はい…。」
仁奈はゆっくりと両手をあげる。
「よし、頭の後ろで手を組め。」
「っ……。」
仁奈は命令に従い頭の後ろに手を回す。
「そのままだぞ。」
そういうと男は自身のバッグの中から麻縄を取り出し、仁奈に近づいていく。
「…縛るんですか……?」
仁奈は少し怯えながら男に尋ねる。そんな仁奈の問いかけに対し男はニヤッと笑いながら答えた。
「心配するな、仮留めだ。」
「仮留め…?」
男は困惑する仁奈の背後に回り込み、頭の後ろで組まれた両手に縄をグルグルと巻いた。
〈ギチギチ…〉
手首に縄を巻き固定するとそこから伸びた縄尻をドアノブに巻きつける。
〈ギチギチ…〉
「動かない…」
この拘束によって簡易的ではあるが仁奈は身体の自由を奪われた。
〈ムニ…〉
「ひゃ…」
身体を拘束された仁奈の背後から男の手がほんのり膨らんだ胸に伸びる。
〈ムニ…〉
「なにを……」
「なぁに身体検査だよ。本格的に縛り上げる前のな」
男は耳元で囁くと仁奈の身体を執拗に揉みしだく。
〈ムニ…ムニ…〉
胸…腋…お腹…手当たり次第に触りまくる。
「い…や……」
知らない男の人に身体を触られたことのない仁奈は必死に抵抗しようとするものの頭の後ろで縛られた縄がそれを許そうとはしない。
〈さわ…〉
「ひゃ…お股…は……」
男の手は仁奈の股間にまで伸びてきた。ズボンの上から仁奈の秘部に手が触れる。
〈フニ…〉
「っ…ぁ…」
男の指は仁奈の秘部をクリクリと刺激する。その刺激は幼い仁奈にとっては初めての感覚で変な声が漏れてしまった。
〈フニ…〉
「お股は…やめ…て…」
〈フニ…〉
「いや…ぁ…」
〈フニ…〉
「お股に…なに…も…隠さない…よ…」
「それもそうか…」
たっぷりと仁奈の秘部を堪能した男は下半身から手を離した。
「持ち物検査は異常なしだ。」
そういうと男は仁奈の頭の上の拘束を解いた。
「おぉっと、手はここだ。」
「うぅ…また後ろ手に…」
仁奈は両腕を前に持ってくることなく、後ろ手で組まされる。腰の上くらいで組まされた両腕は恐怖で少し震えていた。そんな細くて白い少女の両手首に縄がかけられていく。
「また…縛るの……?」
「当たり前だ。さっきのは身体検査のための仮留め。本当の縛りはこれからだ。」
男は手際良く仁奈の手首に縄をかけていく。
〈ギチギチ…〉
手首に縄を巻きつけられることで仁奈は抵抗する意思を削がれる。両手が全く動かないのだ。たった一本のロープで少女の身体は拘束されてしまう。
「大人しくなったな。」
男は次々に仁奈の身体に縄をかけていく。無抵抗で縛られていく仁奈は男に対して口を開いた。
「こんなにギッチリ縛らなくても…私は逃げたりなんてしませんよ…。」
「ん…?」
男は縛る手を止めずに、仁奈の声に耳を傾ける。
「女の子を縄で縛り上げないと安心できないんですか…?」
不審者の男に対して凛として接する姿はまさしくみんなの憧れの6年1組学級委員長の姿であった。
「お前は少し勘違いをしているな。」
男は手をパンパンと払いながら告げた。
仁奈の上半身には無数の縄が這わされていた。胸の上下に縄をかけられ、首からは胸を縦に割るようにV字に縄がかけられている。その縄によってほんのり膨らんだ仁奈の胸が強調されていた。
「別にオレは盗みをするためにお前を縛ったわけじゃないぞ。」
「え……それじゃあ…なんのために……」
仁奈は不安でバクバク鳴る心臓を抑えながら男に問う。
「オレはキミを縛り上げて愉しむために此処に侵入したんだよ。嵜本仁奈ちゃん…!」
「どうして…私の名前…」
男は知るはずもない仁奈の名前を告げた。
偶然侵入した家に偶然いた女の子の名前を知っているなんて考えられない。つまり、最初から仁奈を縛り上げることが目的で…。
「でも…だったらどうして…」
仁奈には一つの疑問が残っていた。最初から計画を立てていたというならどうして両親の帰る時間を聞いたのだろう。
「ふふふ、“雰囲気作り”だよ。怯えながら答える仁奈ちゃん、可愛かったよ〜」
仁奈の心の中を読むように男は気持ち悪い笑みを浮かべながら告げた。心なしか男の口調も変わっていた。
「そんな…じゃあ…最初から私を縛る目的で…」
「その通り。数ヶ月前から念入りに立てた計画だからね。今日という日が待ち遠しかったよ。」
「数カ月…まえ…」
ずっと前から自分のことを調べられていたと考えると気持ちが悪くなってしまう。いや、そんなことはどうでも良い。まずするべきことは…。
〈ダッ…!〉
仁奈はその場から急いで逃げ出した。上半身を縛られた状態であったが下半身は自由。十分に逃げられると踏んでいた。
〈ビンッ〉
「きゃ…!」
逃げようと駆け出した仁奈だったが突如としてその足が止まる。ギュゥゥと縄が身体に食い込む。振り返ってみると仁奈自身から伸びた縄を男が握っていた。
「無駄無駄。キミの縄尻はオレが持っているからね。」
「そんな…」
「逃げようとした仁奈ちゃんには罰を与えないとね。」
「罰…?」
不安がる仁奈に対して男は新たな麻縄を手に持ちながら告げた。
「股縄だよ。」
___________________
前編はここまでです!
後編は来週更新するのでお楽しみにしててください!
感想とかもらえると嬉しいのでよろしくお願いします!←図々しい
ではまた来週お会いしましょう!
おさらば!