【F/F】くすぐりで人は狂うのか
🕑 Added 2024-12-21 13:34:35 +0000 UTC
くすぐりで人は狂うのか
(F/F)
友人がふざけて腋をくすぐって来たので、"涼原 歌織"は本気でそいつの脇腹を揉んでやった。
自慢の長い親指でコリコリと脇腹にある神経の溜まりをほじってやった。
そいつは絶叫して、その場に崩れ落ちた。
その時、僅かに尿の匂いがしたので、そいつは少し失禁したのだろうと思う。
当然だ。歌織の脇腹揉みを受けたのだから。
くすぐりに関して、挑戦を突きつけて来たやつに対して、歌織は容赦はしない。それが、例えじゃれあいのつもりだろうが、容赦はしない。
歌織は生粋の"くすぐり狂"なのだ。
物心ついた頃には、いや、つく前から歌織はくすぐりに興味があった。
相手をくすぐり苦しめること。それのみに異常な執着心があった。
キッカケはよく覚えていない。近所に住む友人が悪さをしたから捕まえて、死ぬほどくすぐったことが一番記憶に古い。
歌織は、高校から帰るや否や、制服姿のまま山にある秘密の小屋へ向かった。
一見すると単なる小屋にしか見えないが、ここは歌織の"秘密の実験場"だ。
鍵を使ってドアを開け、さらにその奥にある地下室へ降りる。
長い階段を下った先の、分厚い鉄のドアのハンドルを回し、歌織は実験場に入った。
そこは部屋──というよりは、手術室のような
そんな空間。
中央──照明の真下には、歌織が実験台と呼ぶ長方形の拘束台があり、その傍には様々な器具の乗ったワゴンがある。
壁には、様々な液体の入った瓶で満たされた棚が置かれていたり、これまでの実験結果を記録した写真が貼り付けられている。
歌織はまっすぐに部屋の隅に置いてある"ケージ"に向かった。
「良い子にしてた?」
歌織はケージの隙間から手を入れて、中にいる実験体の頭を撫でた。
「やめろっ!このっ…!」
ケージの中の実験体は、
モデルのようなルックスとスタイルを誇る女だ。
昨日、ここに強盗に入って来たところ歌織がくすぐりで制圧した。
簡単だった。
まずは触れないくすぐり──エアくすぐりで悶絶させ、そのあと骨盤のツボをえぐって失禁。
トドメに素肌こちょこちょ10秒でノックアウトだ。
「この部屋の見学は済んだ?」
歌織が問うと、ケージの中の女はぎろりと歌織を睨みつけた。
「随分と…悪趣味な女子高生だな」
女は、壁に大量に貼り付けてある実験記録の写真を見て言った。
「探究心が強いって言って欲しいかな。お姉さんにも協力してもらうよ」
「ふざけてんの?」
女が声を低くする。
「うん?どういうこと?」
「来ると分かってる刺激を大人が我慢できないと思ってんのってこと…」
「ああ。そういうこと?
あはは。お姉さんさぁ…馬鹿なの?」
歌織は軽蔑するような目でケージの中の強盗を見た。
「お姉さんが私のこちょこちょに勝てるわけないでしょ」
歌織は両手をケージに入れた。
「ほらこーちょこーちょこーちょ…」
歌織が指をクネクネと踊らせると、女はすぐさま目を逸らした。
そのきめの細かい綺麗な皮膚に、鳥肌が立っているのを歌織は見逃さなかった。
「つ、つまらないことしてないで…早く警察にでも突き出した方が良いよ…?」
「そんな勿体無いことするわけないじゃん」
歌織は長い指をうねらせ、女の皮膚に近づけていく。
「お姉さんは貴重な…実験体なんだから」
歌織の爪の先が、女の肩のあたりの表皮をサワサワこしょこしょと撫でた。
「くっ!?くくくくくっ!!?や、やめろっ!!」
女は慌てて身を捩るが、
狭いケージでは十分に身動きを取ることができない。
「私の爪…くすぐったぁいでしょー。くすぐったい長さに整えてあるから…しかもしかも…ネイルオイルも塗ってるからツルツルって滑り抜群なんだぁ」
歌織は自慢げにねっとりと語りながらペットを愛でるかのような滑らかな手つきで、爪を滑らせる。
こしょこしょこしょこしょと。
「くくくっ!!?い、いちいち鬱陶しい!や、やるなら早くっ実験とかいうのをっっやればっっいいでしょっ!?っっひひひ!!?」
まるで無数の虫が這い回るようなこそばゆさを与えるイレギュラーで予測不能な指さばきで、女を苦しめる。
自分のツルツルとした指がスベスベの肌を這うたびに女の身体が跳ねるのが、楽しかった。
「お姉さんをあの実験台に乗せるから…それまでに弱らせておかないと…抵抗されたら面倒でしょ」
抵抗されてもまたこちょばせば良いが面倒だ。
「くふふふふっ!!?や、やっぱり…私をっ…従わせる自信はないっってことっっ!?っひひひひ!!?」
女は声を震わせながらも威圧的な言葉を吐いた。
どうやらまだまだ、心は折れていないようだ。
「あぁーじわじわやるの飽きたなぁー」
女は、このまま撫でるようなこそばしが続くと思っているのだろう。
これがくすぐりだと思っているのだろう。
歌織は心の中で苦笑した。
「ちょっとだけ本気で──やろうか」
歌織は油断し切っている女の腋の下に、両の手の指10本を滑らせた。
「はぅっ!?」
腋の下に他人の指が入り込んできた感触に驚いたのか、女は咄嗟に腋を閉じる。
だが──
もう遅い。
「はいこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉー」
歌織は歌いながら指先を細かくこちょこちょ動かしてやった。
「かっ!!?」
女の全身の筋肉に緊張が走り、乾いた声が漏れる。
歌織は指の関節を折り曲げ、腋の下の薄い表皮に軽く爪を立てた。
その瞬間──。
「あっ!?あっ!?あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!?」
女は甲高い声を上げて暴れ出した。
逃げようとしても、ケージが狭すぎて暴れることもまともに出来ていない。
まさに、籠の中の鳥だ。
歌織はそんな鳥の、閉じられた腋の下に差し込んでいる指先を器用に踊らせ、爪の先でカリカリ引っ掻いてやる。
「おほほほほ!!?はっっはははははははははははははははははははは!!?やっっやめっっ!!?いひひひ!!?このっ!!小娘ぇぇっ!」
女は悔しそうに吠えるが、その声はくすぐったさに震えていてなんの威厳もない。
歌織の指先と爪から逃げようと女は必死に暴れているが、逃げることなど出来ずにがしゃがしゃと音を立ててケージにぶつかるだけだ。
「私の指と爪…こしょぐったいでしょ」
香りは常に手指爪の保湿を絶やさない。だから常に指先はちょっとヌルヌルしていてスベスベしている。
故に──こちょばぁいのだ。
「ほぉら…私の長ぁい親指さんが腋の下のミゾにあるこそばぁいツボに入り込んじゃうぞぉー」
歌織は、唯一腋の下に入り込んでいない"自慢の長い親指"をウニョウニョと器用にうねらせた。
歌織の生まれつき長い親指は、くすぐりにおいて
ウィークポイントをこねたりえぐったりする時に非常に役に立つ。
「や、やめっ!!ぇひひひひひひひっ!!ふははははははははははははははは!!」
女は、親指に怯えている。
分かってないくせに。
親指によるツボえぐりがどんなものかも。
歌織は、他の四指を腋の下から滑らせるように抜き、入れ替わりに親指をぬるりとねじ込む。
「くぁっ!!?」
女は首を窄めてさらに腋の下をキュッと閉じた。
「こしょばぁいツボは〜」
歌織が親指をモゾモゾ動かし、指の先で腋の下にある僅かな凹みを探り当てた。
「ここかな」
歌織が指の腹でくちゅっと凹みを押すと──
「あ"っ!!?なっ!!?何っっ!!?これっ!?」
女は裏返ったような悲鳴を上げた。
女の皮膚にゾクゾクと鳥肌が立つ。
「だからここが…こしょぐったぁいツボ。敏感な神経がみっちみちに固まってるところ」
歌織は、親指の腹でツボの表面をスリスリと撫でる。
「ひぃっ!!?ぎひっ!!?はっ!!?ははっ!?」
女は声を上げ、小さく肩を震わせた。
「ここをね今から親指でコリコリ〜ってやるけど…お姉さん我慢できそ?」
歌織はツボの表面をスリスリと擦りながら首を傾げた。
「はぁはぁっ!!た、たかだかくすぐりで偉そうにっっ──」
「ふーん。それじゃあ…へとへとの刑執行〜」
歌織は、撫でられるだけで悶絶モノのツボに親指をギュッと押し込んだ。
「ぎゃっ!!?」
さっきまでとは比べ物にならないくらいの、高濃度のくすぐったさが腋の下のツボの一点にじゅくっと注がれ、女は口を大きく開いた。
その瞬間に歌織は親指を巧みに操り、コリコリコリコリコリコリコリコリ!っと腋の下の窪みをほじくり回した。
「ぐぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!?やめろやめろやめろぉ"ぉぉぉぉぉっ!!?あああああああああああ"っ!!?」
歌織の親指が、女の腋の下の窪みのやや弾力のある部分をコリコリとほじるだけで、女は面白いくらい暴れ、何度もケージに頭をぶつけた。
指先一つで大の大人も笑い転がすことが出来る…
これが、くすぐりの醍醐味だ。
「コリコリコリコリっ!コリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリコリぃーっ」
歌織はくすぐったさのみを与える計算し尽くされた力加減で腋の下のツボをコリコリ…コリコリとほぐし続ける。
「ぐひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ!!?ひゃっひゃはははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!やめろっっ!!触るなぁぁっっ!!」
女はケージを掴んだり、首を振ったりして抵抗しているが、そんなものは抵抗にもならない。
なんせもう、歌織の親指は腋の下に差し込まれてツボを捉えているのだから。
歌織はその状態で親指をくいくいと動かしていれば良いのだ。それだけで、この大人の女は涙を流して笑い狂う。
「一旦この辺にしておこっか…ほらっグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ〜」
歌織は、親指の先端をツボの表面に当てがい、グリグリグリグリっとほじくり回した。
さっきよりも…より深く、より濃厚に。
「はっ!!?うわぁぁぁぁぁあああああああああはははははははははは!!?あへへ!?あへっ!?あへへへへへはははははははははーっ!!?」
心地の良い金切り声が歌織の鼓膜を揺らした。
歌織はそれを聴きながら、親指でグリグリグリグリと腋の下の神経の溜まりをほじくり回し続けたのだった。
歌織が腋の下から手を抜くのと同時に、女の身体中から力が抜け、女はケージの中でぐったりと倒れてしまった。
◯
歌織はこれまで三十四人の女を捕まえて実験体にしてきた。
空き巣。SNSを用いて接近してきた投資詐欺師。様々な悪党を捕まえ、いろんな実験にかけてきた。
ひたすらに首回りを爪でこしょこしょされたらどうなるのか。
ドクターフィッシュを誘き出す足裏に特殊なペーストを塗り、それを大量のドクターフィッシュのいる水槽に浸し続けるとどうなるのか。
笑い声を一切発せない状態でこちょこちょし続けたらどうなるのか。
思いつく限りのくすぐり人体実験を行ってきた。
それでもまだ、試せていないことがある。
それは───
──くすぐりで人は狂うのか。その実験だ。
これまでの実験でも限界まで被験者をくすぐり続けてきた歌織だが、どの実験も最終的には被験者の気絶や、体力的限界により終了してきた。
すなわち、歌織は極限のその向こうまで他者をくすぐったことがないのだ。
極限以上に人間をこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐり続ければ…人は狂うのではないか…歌織はそれを試したい。
酸欠や気絶の連続による発狂ではなく、あくまでくすぐったさのみを用いた発狂を──実現したい。
歌織の目の前の拘束された女は驚いている。
驚くのも無理はない。彼女は気絶している間に全裸に剥かれ、素肌を陶器みたいにヌルヌルテカテカに仕上げられているのだから。
「肌に塗ってあるのはオリジナルブレンドの
オイルだよ。これ塗ってると指と爪の滑りと、感度が段違いなんだ」
「そんなこと聞いてない!なんでこんな格好を…!!」
女は悔しげに歯をぎりぎり鳴らして暴れた。
女は、四つん這いの格好で拘束されている。
無論、歌織がそうしたのだ。
拘束台の四隅の枷に女の手首足首をはめ込み固定している。
「さてと。じゃあ始めよっか。人をくすぐり続けると発狂させることが出来るのか──」
歌織は両手指にオイルを塗り込み、女に見せつけるようにしてワキワキと指を蠢かせた。
「うっ…!」
女は歌織の蠢く長い指から目を逸らした。
歌織はほくそ笑んだ。
あの女にはもう、歌織の指の恐ろしさが刷り込まれているのだ。
歌織の両手がぴとりと女のオイリーな背中に触れた。
「んんっ!?」
女はぴくりと震え、拳を握りしめる。
歌織が指の関節をゆっくりと折り曲げ、爪でこしょりっと背面の表皮を掻くと、女は「ううっ」と声を漏らした。
「ほぉら…オイル塗ってるから面白いくらい指が滑るよ?」
歌織はヌルヌルの背面に、つるつると爪の先を滑らせた。
「ぐひひ!?いひひひひっ!!?や、やるならっ!!お、思い切りやれば…!!っっひひ!!いいでしょっ!?」
女はぷるぷると小刻みに震えながら声を絞り出した。
「別に…激しく指を動かしたり爪を這わせることだけが苦しみに繋がるわけじゃない。こうやってジワジワ〜って染み込ませていくのが今回のケースでは一番効果的なんだよ」
歌織は、爪の先で皮膚をつぅーっとなぞったり、指先でこしょこしょとこしょぐったりして女の背中を弄ぶ。
「くふふふひひひひっ!!?いひひひひひひははははははははっ!!?いひひひひひひひひ!!!?」
女は四つん這いのまま、腰をくねらせたり、背筋を伸ばしたりして背面を襲うゾクゾクから逃げようとする。
「いい?この実験で大事なのは"くすぐったさの蓄積"。ただ激しくやればいいってわけじゃない」
歌織は長い指をバラバラに折り畳んだり、伸ばしたりを繰り返して滑らかな動きで背中をこちょこちょくすぐる。
「ひひひっ!!!ぎひひひひひっ!!!ひひひひひっ!!!どうでもっっいいってっ!!そんなのっ!!っっひひひひひひひ!!!」
くすぐったいが、大声を搾り上げるほどではないけれど──そんな焦ったいくすぐったさを女の背面に刻み込む。
「どうでも良い?へぇ。お姉さんくすぐりのことなーんにも知らないでしょ…。例えば、背中のこの横っ腹に近いところが超絶こそばゆいのとか」
歌織は素早く両手を横っ腹と背面のキワのあたりに滑らせ、そこをこしょこしょこしょこしょーっと細かくくすぐり回した。
「ぶふっ!!?ぐふふふひひひひひはははははははははははははははははは!!?ぎひひひひひひひひひひひ!!?ちょっ!?おほほほほほほっ!!?」
女なら馬鹿みたいな声が出る。
横っ腹自体もこそばゆいポイントだが、背面に近い横っ腹もまた超こそばゆいのだ。
女は腰を左右に振るが、どちらに振っても歌織の指と爪がこちょこちょと待ち構えているため逃げ場はない。
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ…
「ふふふふふはははははははははははははははははははははははは!!?やめっっ!!やめろって言ってんでしょこのクソ小娘ぇっー!!っっへへへへへへへ!!?」
せっかく絞り出した怒声も、歌織の横っ腹こちょこちょによって笑い声に変形する。
「あともうちょっと横っ腹にこちょこちょを溜めとこうねーお姉さんっ」
歌織は、瞬時に横っ腹を鷲掴みにし、親指で背面を抑え、他の四指の腹で
横っ腹のくすぐったいポイントをグニュグニュと揉んだ。
「ほぇっ!?あっ!?揉みっ!!?ぃぁぁぁぁああああああああああ!!?あはははは!?あはははははははははははははははははは!!?」
突然の揉みに女はケッタイな声を上げ、尻をぐんと突き出した。
どうにか歌織の手から逃げようとする女…だが、ガッチリと脇腹を掴んだ歌織はグイグイと指を食い込ませ、まるで生地をこねるようにこねこねグニュグニュグニュグニュと脇腹の神経をむしゃぶりつくす。
「くぁぁあああああっ!!?あははははははははははははははは!!?ぃぃぃぃぁぁあああああああああっ!!?やめっっ!!ぇぇへへへへへへへへへへへへっ!!?」
ぐっぐっぐっと歌織の指先が脇腹の筋肉を押し込めば、女はそれに合わせるようにビクンビクンと腰を震わせた。
これで、さらに女の身体にはくすぐったさが蓄積されることになる。
でもまだ、終わらない。
「注入〜」
歌織は人差し指から小指までの四指をグイーッと脇腹のウィークポイントにゆっくり食い込ませた。
「あああああああああああああああああ"っ!!?」
脇腹の敏感な神経の集まったポイントに、より深くじっくりと指を食い込まされ、女は舌を突き出し、目をかっ開いた。
「はいグリグリ〜」
歌織は脇腹に食い込ませた四指をグリグリ動かして神経の塊をえぐった。
「はぁぁぁぁああああああああああっ!!?あは!?あははははははははははははははは!!!あはははははははははははははははは!!?」
女は舌を出したまま絶叫し、上半身だけを激しくうねらせた。
どれだけ激しく暴れても、歌織の四指は脇腹のツボを捉えたまま動かず、グリグリグリグリと神経をいじめ続ける。
「うわはははははははははははははははははははははははははは!!?かはっ!!?はっ!?ははははははははははは!!!きっっきつぅぅぅぅっっ!!?」
女が嫌がれば嫌がるほど、歌織は指を深く食い込ませて神経を揉む。
時折、背面に落ちている親指の爪の先で皮膚をコショコショとするのも効果的だった。
「ぎひははははははははははははははははははは!!!やめっっ!!ぇぇへへへへへへ!!はははははははははははははははははははは!!!」
徹底的な脇腹責めに女の顔は真っ赤に変色し、分泌された多量の汗がオイルに弾かれて表皮を流れ落ちていた。
──横っ腹はもう溜まったな。
歌織は脇腹から手を離した。
「ぐぇっ!!はぁはぁはぁっ!!!いわいい加減にっ!!しないとっっ!!」
くすぐりから解放された隙をついて、女が歌織を怒鳴ろうとすると…
歌織はすかさず次のターゲットをゾワリと爪で撫で上げた。
「ひゃうっ!?」
女の肩が大きく震えた。
歌織は改めて指を丸いお尻にセットした。
女の皮膚にまたしても鳥肌が立つ。
「お姉さんさぁ…そんな口利いて良いのかな?」
「はぁはぁっ!うるさい!ど、どこ触って…」
「どこってここだけど?」
歌織はあっさり答えてヌルヌルのお尻をヌルヌルの爪でこちょこちょくすぐる。
「うわーっ!!?わかっだ!!わかったがらっ!!」
女は慌てて首を横に振った。
どうやら相当お尻が弱いらしい。
「もうクタクタ…やばいから…もう実験なんて…はぁはぁっ…」
女はイマイチ呂律の回っていない口調で懇願した。
心が、折れかけている。
「だーめだよお姉さん。ここからが大事なんだからさぁ」
歌織は、心の折れかけている女の尻にしっかりと爪を立てた。
「ぐぎぃぃぃっ!!?」
女が歯を食いしばり、指をわなわなと震わせた。
「こぉちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜!」
歌織は、ヘッドマッサージャーのような指の動きでワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!っと丸い尻を掻き回した。
「うぁぁぁぁああああっ!!?っっ!!?っっっっぁぁぁぁああああああああああああああああ!!?待って待って待ってぇぇぇっ!!?っっはははははははは!!」
歌織の10本の指、10の爪がヌルヌルの尻をワシャワシャと引っ掻くと、女はパニックに陥ったように奇声をあげ、尻を振り回した。
「お尻には敏感な神経がいっぱい張り巡らされてるからねぇ…こうやって長い爪の先でワシャワシャされたらやばいよねぇ」
歌織は他人事のように言いながら、ハリのあるお尻に爪の感触とくすぐったさをじっくり刻み込んでいく。
ワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ!!!
「ふあああああ!!?あははははははははははははは!!もうそこはっ!!あははははは!!?そこはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!っっはははははははは!!?」
女は、大声を張り上げる。
そうでもしないと、気がどうにかなりそうなのだろう。
「いい調子いい調子」
歌織は、女のお尻のワレメにオイルをたっぷりとぶっかけた。
そして…オイルでヌルヌルじゃぶじゃぶになったお尻のワレメの根本に、人差し指の爪の先をあてがう。
こちょりっ!
「にゃ"っ!!?」
ワレメの根本にあるポイントを人差し指の爪でくすぐり掻くと、女は猿のような声を上げた。
「はぁはぁっ!!な、なにごれっ!!なっ──」
「お尻の敏感な神経の核だよ」
歌織はぼそりとそう告げると、その弱い弱い敏感な神経の塊──お尻のワレメの根本の一点を──
こちょこちょこちょこちょ!!
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!っといじくり回した。
「ぎぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!?あへへへ!?あへへへへへへへへへはははははははははははは!!?」
女が腰を反らせ、拳でどんどんと何度も拘束台を叩きつけた。
首を垂れる女のその頬から、ぼたぼたと涙がこぼれ落ちる。
「ここやられて平気だった人って本当にいないんだよねー…くすぐったいもんね。ここ」
歌織は人差し指をうねうね操って爪の先でカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!っとワレメの根本を嬲る。
「んぁぁぁぁぁああああああああああああ!!ギブっ!!ギブっ!!ギブぅぅぅぅぅっっ!!!おぇっ!!っっへへへへへへへへへ!!?ひゃぁぁぁああああはははははははは!!!」
女は笑い声に嗚咽を交え、唾液を吐き出して懇願した。
女の身体が、尻のワレメの根本へのこちょばゆさを拒絶している。もうこれ以上は許容できないと訴えている。
それでも、歌織はカリカリと爪でその一点だけをくすぐった。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!
「あははは!!あははははははははははははははははははははははは!!!もうやめっっ!!やめでっっ!!ぇぇへへへへへへへ!!謝るがらぁぁぁあっっ!!」
よほどお尻のワレメの根本がくすぐったいのだろう、女は歌織が別に求めてもいない謝罪までしてきた。
「ここはもう十分に溜まったね?じゃあ…仕上げに入ろっか」
歌織はお尻から指を撤退させるなりすぐにコチョリッと足の裏の土踏まずを爪で引っ掻いた。
「あぁ"っ!!?ちょっ!!?」
女が頭を上げて声を出した。
「はぁはぁっ!!まさか.嘘でしょ…!?やめて!!も、もぅ…!!もうやめでっ!!警察っ!!警察呼んでぇっ!!」
これから足の裏をこちょこちょされる。
たっぷりと各部位にくすぐったさを蓄積させられた状態で足の裏という地獄の箇所をくすぐられる。
そう分かった途端、女は青ざめて必死に歌織に許しを乞い始めた。
「だめだめだめだめだめ。警察なんて。お姉さんは私の実験体なんだからさぁ…逃すわけないじゃん」
歌織は両手を、女の足の裏に乗せ、指を曲げて爪を立てた。
「あああああああっ!!?待っで!!そこだけはぁぁぁっ!!お願いやめてっ!!なんでもするからぁぁ!!」
女は首をぶんぶん振り、ぎゃあぎゃあ喚く。
「大丈夫。言われなくても好きなようにするからさ」
歌織はぺろりと舌なめずりをすると、指先に力を込め、ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!っと削るように足裏をくすぐり始めた。
「あっ!!?うわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああっ!!?あはは!?だめっ!!無理っ!!無理無理無理無理ぃぃぃ!!!」
女は喉が掻き切れるほど悲痛な叫びを上げた。
歌織のくすぐったい爪が足裏の土踏まずのあたりをゴチョゴチョと削りくすぐるたび、足裏が赤褐色に変色していく。
中指と薬指の爪で土踏まずをゾリゾリ削りながら、残りの爪でその周囲をゴチョゴチョする。
そのコンビネーションが、一番効果的だった。
ゾリゾリゾリゾリ!!
ゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョゴチョ!!
「ああああはははははははははははは!!ごめんなさいごめんなさいっ!!ごめんなさいってばぁぁぁぁぁぁああああああああああっ!!?ぅあっははははははははははは!!?」
みるみるうちに、足の裏にくすぐったさが蓄積されていく。
カカトと土踏まずの境界点を爪で細かくカリカリ引っ掻いたり、母指球をこしょこしょしたり、指の間をコネ回したり…色んな方法で歌織は女のデカい足裏を嬲り尽くす。
「ぎぃぁぁぁああああああああああああああああああああ"っ!!?もう勘弁しでぇぇぇぇぇっ!!ぁぁぁぁああああはははははははははははは!!!…ひょあっ!?」
足裏への怒涛のくすぐり地獄に悶え狂っていた女の激しい笑い声から突然、力が抜ける。
歌織が、女の耳の周りと首回りを爪でこしょこしょこしょこしょこしょこしょ〜っとくすぐり回したのだ。
「ほぇっ!?はっ!?ほへへへへへへっ!!?うへへへへへへっ!?へへへへへへへへへへへ!!?」
突然のゾクゾクしたくすぐったさに女は何が起こったのか分かっていないような表情でそれでも笑い続けた。
「言ったでしょ?くすぐりは激しいだけじゃダメだってさ…だから…仕上げはこれだよお姉さん」
歌織は、長い指をウネウネさせて指の腹や先、爪でこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょこしょ〜っと耳の周りや首のあたりをイジメ回した。
「ふへへへへへへっ!!?ほへへへへ!!?おへへへへへへ!!?やめっ!?ひへ!?へへへへへへへへへへへっ!!?」
さっきまでの足裏への激しい刺激との落差それが──女を壊した。
涙が、唾液が、鼻水が止まらない。
開いたまま、口角が吊り上がったままの口からたらりと舌が垂れる。
笑い続けて終始細まったままだった目のその焦点が──ズレた。
女はしゃくりあげるように笑いながら失禁し、そのまま拘束台の上でべたりと崩れ落ちた。
尻を天井に向けて突き出すような格好で、女はヒクヒク笑い続けている。
歌織が試しに背中や脇をこしょぐると、女は甲高い声で喚いた。
女は、ただこそばゆさだけに反応する人形と化したのだ。
「これで完了──かな?さてあとは…処理しよっか」
歌織は実験の結果にやや不満を覚えながらも、オイル入りのバケツに浸していたゴム手袋をはめた。
END