【F/M】砂漠の王女の地下牢獄
🕑 Added 2024-10-24 12:43:47 +0000 UTC
砂漠の王女の地下牢獄
(F/M)
とある大陸のとある地方に広大な砂漠が広がっている。
昼間は燃えるように熱く、夜は凍えるほど寒い過酷な砂漠だ。
もしも何の用意もない者がその砂漠に放り込まれてしまえば、一日も保たずに死んでしまう。
そんな過酷な砂漠の奥に、とある王国がある。
そこは、千年もの間、女尊男卑が続く女性優位の王国だ。
"王女ヨーン"は絶世の美女であり、また博識でそして民(女)を思いやっている。
砂漠の王国でヨーンを悪く思う民(女)はいない。
だが。
彼女が、宮殿の地下に秘密の牢獄を築き上げていることは、知られていない。
◯
蝋燭の灯りのみが辺りを照らす薄暗い洞窟内。剥き出しの壁面には、王女ヨーンの肖像画が貼り付けられている。
肖像画のヨーンの目に、銀に光る刃が突き立てられ、ガリガリと岩肌もろとも目を削った。
「くそっ」
ナイフを握る"青年クアイ"は、憎々しげに肖像画を睨んだ。
つい数日前まで、砂漠の王国の某所にあるこの洞窟はクアイら抵抗軍のアジトだった。
女尊男卑を掲げ、男たちを奴隷のように扱う王女ヨーンを打ち倒すべく集まった青年たちの抵抗軍だ。
だが、日に日に仲間達は消えていった。ある者は作戦実行中に、ある者は物資調達中に、ある者は他国へ助けを求めに出た時に──王国軍に捕縛された。
残ったのは、クアイのみだった。
捕まった者たちが戻って来ることはない。
皆──王女ヨーンの秘密の地下牢獄に幽閉されているのだ。
一人ではどうすることもできない。出来るのは、他国に亡命することのみ。そこでまた一から同志を募るしかない。
今夜、クアイはこの王国を脱出する計画を実行する。
仲間の無念を晴らすため、クアイがアジトを飛び出そうとしたその時。
アジトのドアが勢いよく蹴り開けられた。
「武器を捨てろ」
クアイが相手が何者かを認識するよりも早く、女の声がクアイに警告した。
クアイは咄嗟に後方に飛び、ナイフを構える。
くすんだ金色の鉄仮面を被った女が二人──刺股を構えて立っている。
こいつらは──
──王女が送り込んだ"闇討ち隊"だ。
王国に潜む反乱者を襲撃して連れ去る──王国の治安維持部隊である。
「ここで捕まってたまるか!」
クアイはナイフを握って闇討ち隊に切り掛かった。
女たちが男の命を軽んじているように──クアイもまた女たちの命を軽んじている。
どう死のうが、知ったことではない。
一人の女の刺股がナイフを弾く。
その隙に、もう一人が、素早くクアイの前方に潜り込むようにして刺股を突き出した。
「ぐぁっ!!」
王国特製の刺股は、クアイの胴体を挟んだまま、壁に突き刺さった。
反動で、ナイフが手から飛んだ。
「くそっ!!離せっ!!」
ガンガンと刺股を殴っても、必死にもがいても、刺股から逃げることは出来ない。
アジトに、新たな人影がぬうっと現れる。
その女も同じようにくすんだ金色の鉄仮面で顔を隠している。だが、背がとても高く首や腕には様々なパワーストーンが装着されていた。
剝き出しの肩には、上級職に就いていることを意味する刺青が彫ってある。
この女は恐らく、この闇討ち隊の隊長だ。
「ヨーン様が貴様を探している。抵抗をしないと誓うなら、速やかに連行する」
隊長らしき女は少し姿勢を低くしてクアイの顔を覗き込む。
衣装の布から、大きな胸の谷間が見えた。
「ふざけるな!誰が連行なんて…!!そんなことより…連れ去った仲間は無事なんだろうな!」
「貴様の目で確かめれば良い。質問に答えろ」
隊長らしき女が答えを催促するようにクイクイと人差し指を動かす。長身に見合った随分と長い指だ。
「愚問だ。ヨーンに会って、殺して良いならついていってやる!」
クアイが啖呵を切り、元々薄く細い腹部をさらに凹ませ、するりと刺股から抜け出した。
刺股を握る女が、鉄仮面越しにでも分かるほど、目を見開いた。
「男を舐めるなよ」
クアイは刺股を蹴り飛ばし、女を突き飛ばす。
もう一人の女を倒す前に、まずは隊長の女から倒してしまおうと、クアイは奪った刺股で隊長らしき女を襲った。
だが。
背の高い隊長格の女は、容易く刺股を弾き、素早くクアイの最後に回った。
「しまっ──」
クアイが振り向こうとしたその直前、がしりっと背後から生温かい感触が胴体を締め付けた。
隊長格の女が、クアイのお腹の辺りに腕を回してバックホールドでクアイを捕えたのだ。
「くそっ!!くそっ!!離せっ!!外道めっ!」
クアイは力いっぱい暴れるが、隊長格の女の力は凄まじく強く、逃げることが出来ない。
「喚くな反逆者よ。我々の任務は貴様を連れていくこと。大人しく着いてくれば良かったものを…抵抗した貴様には、罰を与える」
鉄仮面越しに見えるぷるりとした妖艶な唇がそう告げた。
「罰だとっ!?」
「とぼけるな。何をされるかくらい…分かっているだろう?ヨーン様はこの国を…笑顔あふれる国にしたいと常々そう仰っているのだから」
「ま、まさかっ。や、やめろっ…!あんなっ…あんな辱め…!!」
クアイの脳裏によぎったのは、王女ヨーンが男たちを苦しめるために用いているとある仕置きだった。
肉体的な苦しみのみならず、屈辱を与えて精神をも蝕む異形の罰。それは──。
「闇討ち隊隊長"フィラス"は、隊長権限により、お前を、こちょばしの仕置きに掛けてから連行することとする」
こちょばしの仕置き。すなわち、くすぐりの刑。
主に指先で男の身体をコチョコチョコチョコチョくすぐりまくる刑罰だ。
一見、くだらないじゃれ合いに聞こえるが、その内容は極めてムゴイ。
なんせ、息ができなくなっても、痙攣を引き起こしてもコチョコチョされ続けるのだから。
たかがくすぐりで、死ぬほど苦しめられる刑罰。それが、こちょばしの仕置きだ。
「ふざけるな!ふざけるなっ!どうせ殺すなら今殺せば良いだろ!」
「お前は何も分かっていないな。いずれすぐに分かることだ。とにかく今は──」
闇討ち隊の隊長─フィラスは、クアイをホールドしたまま、脇腹を掴み、親指を脇腹の柔らかい部分にグイと食い込ませる。
「うあっ!!?」
長い親指がしなやかに脇腹に食い込んで、じゅくっとしたくすぐったさがクアイを襲った。
クアイは歯を食いしばる。
「耐えられると思わない方が良い。こう見えても前職はマッサージ師だったのだ。女に恨みを持つ男に襲撃された際、即興のくすぐりマッサージを施して殺した。その行動が買われ、今の地位がある」
フィラスはクアイの耳元でそう囁くと、親指にぐっと力を込める。
「ご堪能あれ」
グニュニュッ!!
親指が脇腹に押し込まれ、筋肉と神経とをこねる。
「ぐぁっ!!?はっ!?」
腰から力が抜けるようなくすぐったさが送り込まれ、クアイは口を開けてしまう。
「笑え」
その隙を見逃さず、フィラスは親指を駆使してグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュ!!!っと脇腹にくすぐりマッサージを施した。
「ぶひゃっ!!?ぶっひゃははははははははははははははははははははははははは!!!あああっ!!?あは!?あへはははははははははははははははははは!!?」
我慢など出来るレベルでは無い強制的に笑いが放出されるくすぐったさがクアイを笑わせる。
フィラスの指さばきは、その戦闘に長けた見た目からは想像もつかないほどテクニカルで、繊細だった。
「抵抗を止めると誓え。さすれば…今すぐ仕置きを止めてやる」
フィラスは器用に親指だけを動かしてグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュグニュと脇腹をこね回しながらそう持ちかけた。
「くふひはははははははははははははは!!?はっ!!!はははははははははは!!ふっっ!!ふざけるなぁぁぁぁっっ!!!あははははははははは!!誰がお前たち女にっっ屈するかぁぁぁぁっ!!」
女たちに屈するなど、ましてくすぐりで屈するなど、クアイの男としてのプライドが許さない。
「あぁ。そうか。なら…」
フィラスは、親指以外の四指でガッシリと脇腹を固定し、脇腹の逃げ場を無くした状態でグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョグニョ!!っと親指で脇腹の神経をえぐった。
「ほぎっっ!!?ぎゃぁぁぁぁああああああああああああああああああああはははははははははははははははははは!!?いひ!?いひひひひははははははははははははははは!!」
つい数分前までは復讐に燃えていたクアイの顔が、今やとろとろにトロけてしまっている。
フィラスの親指が、脇腹の奥に潜むくすぐったぁいツボをえぐるたび、クアイの表情筋が溶けていくのだ。
「どうだ?気は変わったか」
暴れまくるクアイをがっしりホールドして親指でグニュグニュグチュグチュと脇腹のツボを揉み込みながら、フィラスは問いかける。
「うひはははははは!!!はっっはははははははははははははははははははははは!!
かはっ!!くはっ!!?ひぎぎぎぎっっ!!!変わるっっものかっっ!!っっはははははははは!!」
強気に言い放とうとしても、クアイのその声はくすぐったさに震えている。
だらだらと汗が溢れ出し、呼吸は乱れ、くすぐったさに精神が蝕まれる。
このままでは、心身が同時におかしくなってしまうという予感は、クアイも察知していた。
だが、それでも負けられない。
「ふむ。そうかそうか」
フィラスは、脇腹を揉みながら、脇腹を掴んでいる四指の爪の先で横っ腹の表面を素早く細かくカリカリコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョっと引っ掻きくすぐった。
揉みとコチョコチョのコンボだ。
「はっ!!?うわはははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!?いひ!?いひひひひ!!?ひぎゃぁぁぁああああはははははははははははははははははははは!!」
脇腹のツボを親指でえぐられ、横っ腹の神経を爪の先でこちょぐられ、クアイは喉が裂けるほどの絶叫を絞り出す。
モミモミの鈍くて重いくすぐったさと、ツルツルした爪の先によるゾクゾクしたくすぐりのコンビネーションが堪らない。
「くあっ!!?はっ!!?はははははははははははははははははははははは!!やっっやめっっっ!!?ぇへっ!!?あはっ!!?はっ!!?ははははははは!!?はーっははははははははははははは!!!」
腕を振り回しても、弱々しい拳をホールドしている腕に叩きつけても、フィラスの拘束は解けず、ただ一方的に脇腹を揉まれ、コチョコチョくすぐられ続ける。
地獄だ。
クアイの下半身から力が完全に抜けた瞬間、フィラスはようやく、ホールドを解いた。
クアイはへろりと崩れ落ちる。
「はぁはぁっ!!くそっ!!くそっっ…」
這いつくばりながら逃げようとするクアイを、フィラスが
仰向けにひっくり返して馬乗りになる。
「くあっ!!はぁはぁはぁっ!!」
抵抗しようにも、さっきのバックホールドくすぐり地獄のせいでもうクアイに暴れる体力は残っていなかった。
「こうなったら…いっそ…」
クアイは口を大きく開いて舌を出す。
こうなったら。舌を噛み切って死んでやる。その方が、捕まるよりマシだと思ったのだ。
「そんなこと…させると?」
フィラスが鉄仮面を外す。
仮面の下から、妖艶な目鼻立ちをした美麗な顔が露わになる。
一瞬、クアイはその素顔に驚いて目を奪われてしまう。
その隙に、フィラスはデカい手でクアイの頭をガシリと掴んで固定した。
「死という逃げを選ぼうとした貴様には…キツい仕置きをしてやる」
フィラスは言って、じゅるりと長い舌で唇を舐めた。
唇が唾液でコーティングされてぬらりと光る。
その唇が、すぅっとクアイの口に近づいてくる。
だめだ。
今すぐ舌を噛み切って──。
クアイが口を閉じようとしたその寸前、フィラスの柔らかな唇がぶっちゅりとクアイの唇を吸い、舌が口内に捩じ込まれた。
噛み切ろうとしていたクアイの舌が、フィラスの長い舌に絡みつかれる。
「むぐっ!!?」
すぐ目の前の、フィラスのじっとりとした目がクアイを見つめている。
フィラスはクアイに体重を掛けたまま、腋の下に指を滑らせ爪を立て、コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!っとくすぐり回した。
「んぶぶっ!!?ぶっっくくくくくくくくくくく!!?んぉぉぉぉぉぉほほほほほほほほほほほほほっっ!!?おおおおおほほほほほほほほほほほほほっっ!!?」
キスで口という呼吸口を塞がれた状態でワキをこちょぐられ、クアイはびちびちと跳ねるようにして暴れる。
だが、身体の大きいフィラスにのし掛かられてさらにデカいオッパイに押し潰されていては、逃げることなど出来ない。
そんな状態で、フィラスの長くてしなやかな指が獰猛にうねる。
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!
「ぶぼっっ!!?おほほほほほほほほほほ!!?ごほっ!!?ふっ!!?ほっ!!?んぉぉぉおおおほほほほほほほほほほほほほっっ!!ほっっほひゃひゃひゃっっ!!?ぐっっぐるじっっ!!ぐるじぃぃっっ!!」
呼吸が制限された状態での徹底的なワキくすぐりにクアイは顔を青くして涙を流し、悶え苦しむ。
クアイがいくら暴れても、フィラスは決してクアイを逃さず、ワキから狙いを外さずにこちょぐり続ける。爪を立てて。
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!
「ぶっっっほほほほほっっ!!っほっ!!?ひょっ!!?んぉぉほほほほほほほほほほほ!!ぐふっっ!!ふっ!!!ふおほほほほほほほほほほほ!!?」
クアイの笑い声は全て、フィラスの口の中に吸い取られていく。
フィラスの両手がゆっくりと、クアイの脇腹に移動する。
そして。
フィラスはトドメに脇腹をグチュチュッと素早くひと揉みした。
「ぶあっっっ!!?んぉぉぉぁぁぁぁあああああああああああっっ!!?」
クアイの身体が激しく痙攣し、腰がぐんと浮く。
クアイの身体から力が抜る。
クアイは、白目を剥いて気を失った。
◯
「さぁ。その顔をよく見せよ」
側近の女に両腕を掴まれたクアイの顎を、麗しい褐色の手が掴んで持ち上げる。
その指は細く長く、爪は水晶の如く透明度と艶を誇っている。
「今日からお前は、私のものだ」
"王女ヨーン"はそう言って、片手を壺に突っ込み、何かをこそげ取ると、その金色のペーストをクアイの顔にべっとりと塗り付けた。
これが、ヨーンの所有物になったことの証だ。
美術作品のように整った顔。
華やかな香りの漂う長く真っ黒い髪。その髪や腕や胸を飾る眩しき装飾品。
クアイの目の前の、王女ヨーンは美の塊であった。
だがその美さえ、ヨーンの残忍な癖を隠せてはいない。
目の前に憎きヨーンがいても、クアイは抵抗をしない。
王女ヨーンは魔術を用いる。
好きな場所に自らの腕を無制限に生やしたり、他者の生気を吸い尽したり、魂をも司ることが出来る。
最初から勝てるはずなどなかったのだ。
「宣言しろクアイ。生涯──私の所有物として生きると」
ヨーンがぷるりとした紫色の唇を動かし囁く。
「それだけは…それだけはゴメンだ。俺は…抵抗軍として死ぬんだ」
戦いに勝てなくても、せめて死ぬ時はヨーンの所有物としてではなく抵抗軍の戦士として死にたい。
「ここに連れてこられた時点でもうお前の運命は決まっている。周りを見渡してみるが良い」
ヨーンはクアイの顎を掴んで周囲の地獄を無理やり見せつけた。
「やめろっ!やめろっ!!」
この地下牢獄の中央に並べられた無数の棺桶の一つに、縛られた全裸の青年がまさに今入れられようとしていた。
青年は、バンザイの格好を強制する通称くすぐり縛りを施され、抵抗を許されない格好のまま、ヨーンの手下である女二人によって棺桶の真上に吊るされている。
女が手を離せば、青年はそのまま棺桶に落下する。
棺桶の中には、ヨーンの手の分身がビッシリと生えている。その指は何かの液体をまとっているのかぬらりぬらりと光っている。
「ヨーン様は貴様を永劫…棺桶に閉じ込め笑い声だけを発する作品にすると決断された。よろこべ」
ロープを握る女が言う。
「ふざけるなっ!!もう十分っ苦しめただろ!!」
ワキを見せた格好のまま青年が喚く。
「ヨーン様の決断は絶対だ」
女は無慈悲にそう言い放って握っていたロープを離す。
「うわぁぁぁっ!!」
青年の身体が、無数のヨーンの指どもの蠢く棺桶に落ちた。
「ひあっ!!?あっ!!?」
獲物に喰らいつくピラニアの如く、無数の──数千を超える指たちが一斉に青年の裸体に群がる。
うじゃうじゃ。わらわらと、たった一人の青年に数千もの指が群がりそして──。
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョーっ!!っと貪り始める。
「わっ!!?うわぁぁぁぁぁぁあああははははははははははははは!!?はっ!!?はひゃひゃひゃひゃひゃっ!!?やめっっ!!?たすげっっ!!?いやぁぁぁぁあははははははは!!?」
青年の裸体がみるみるうちに褐色の指に埋め尽くされていく。指たちは滑らかに関節を曲げ伸ばしして爪の先で青年の裸体をくすぐり貪る。
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!
「ぎょははははははははははははははは!!!ははっ!!はははははははははははは!!やめっっ!!?死ぬっ!!死ぬっっ!!なんでもするっ!!なんでもするからここから出してくれぇぇぇ!!」
無抵抗にワキを晒したまま、無数の指に神経を掻きむしられ、脇腹を揉まれ、背中を撫で回され──ありとあらゆるウィークポイントをこちょぐられながら、青年は泣き叫んだ。
だが、女たちはそんな青年の顔を眺めてから、ゆっくりと蓋を閉めた。
「やめでっっ!!!あっ!!?いはははははははははははは!!閉めるなっ!!やめっっ!!いやぁぁぁぁぁあははははははははははははははははははははははははは!!!」
棺桶の中から、無数の指どもがコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョと蠢いて神経をいじくり回す音と、青年の絶叫が漏れ聞こえる。
そんな地獄の音を響かせる棺桶を、二人の女は布で包んでしまうのだった。
またある場所では、青年がツルツルとした薄い包帯にぐるぐる巻きにされ、身動きの取れない状態で全身を女たちにコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョくすぐられていた。
青年は、まともに声も出せないまま、まともに動くこともできないまま、吠えるように唸りながら芋虫のようにウネウネともがいていた。
また別の場所では、炎の近くに突き出され温められて赤くなった足裏を、銀の人口くすぐり爪でくすぐり嬲られる青年がいたり、首から下を土に埋められた状態で長い爪をした女に首と顔周りをじっとりとコショコショこしょぐられ続けている青年もいた。その青年の顔は涙と唾液と鼻水で崩壊していた。
どこを見渡しても地獄。
そしてその地獄がついに──クアイにも襲い掛かる。
クアイは贄でも捧げるような台に仰向けに寝かされて両腕をバンザイの格好のまま縛られ、両足首も縛られた。
そして、女たちによって全身に"金箔"を塗られている。
この金箔は、ヨーンの作り出した特殊な金箔で、皮膚に塗られると感覚を残したまま身体が黄金と化して動かなくなってしまうのだ。
ヨーンは、クアイを"保存"することに決めた。
無理やりに射精させ、その直後にくすぐり抜くことで苦しみの限りを味わわせてその状態を黄金として保存するのだ。
最悪の刑罰だ。
「さて。クアイよ。自信の程は?」
男性器を見下ろし、王女ヨーンは準備運動のように指を曲げ伸ばししながら問う。
「お前の汚い手に何されたって…どうってことない」
クアイは、ヨーンの褐色の手を睨む。その手が、これまで何人もの同胞を苦しめてきたのだ。
「汚い手と申すか。この…女神の手を」
ヨーンはその大きな手でニギッとクアイの竿を握った。
「うっ!!?」
竿を握るその圧力がちょうど、快楽を最も強く感じる圧力で、クアイは一瞬、脳を快楽刺激に支配され掛けた。
ただ握られただけで。
「私がこれまで何人の男の竿を扱いてきたと?」
ヨーンがニギッニギッと竿に圧を加え続ける。
「ぐっ!!?んっ!!そ、それがなんだっ!」
繰り返し加えられる圧力に、クアイは歯を食いしばって抵抗する。
「お前など…秒殺できる」
ヨーンは手首を捻り、ずりんっと竿を扱き上げた。
「ぐぁっっ!!?」
ざらついた快楽刺激が竿を擦り上げ、クアイの男性器が震える。
ずりん。ずりん。ずりん。
絶妙なリズムで手首を捻りながら、竿が扱かれる。
ヨーンの褐色の手のひらのシワや、指の腹が、竿の裏スジなんかを擦って刺激する。
「ぐぎっっ!!?ぃぃぃぃっっっ!!!?」
クアイは首を伸ばし、思い切り歯を食いしばるが、竿に擦り付けられる快楽刺激を押し殺すことはできない。
王女ヨーンの手コキは、凄まじいのだ。
クアイの竿はもう完全に勃起してしまっていた。
「おやおや…もうこんなものを…」
ヨーンは、膨れ上がった亀頭を覆うカウパー液を、人差し指の指先でぬるりと擦り取った。
「うっっ!!?さ、触るなぁっ!!」
敏感になっている亀頭を指で触れられたクアイは腰を浮かせて叫んだ。
今、そこを触られるのはまずい。
「どうした?ここがいいのか」
ヨーンはサディスティックに笑いながら、人差し指でチュコチュコチュコチュコと亀頭を擦る。
「ぎゃっ!!!あっ!!?ちょっ!!?」
クアイは顔を歪め、暴れようとするが上手くいかない。
身体に塗られた金箔が、徐々に身体の自由を奪ってきているのだ。
「さて。お遊びはこの辺にしておこうか」
ヨーンは、パンパンになった亀頭から手を離すと、手下の用意した壺に両手を浸した。
壺から抜かれた手には、ぬるっぬるの液体がまとわりついている。
「私が精製した特製のオイルだ。これで竿を扱けばどんな豪傑もたちまちイキ果てる」
ヌルヌルテカテカの褐色の手が、既にビンビンのクアイの竿を握る。
生温かいオイルの感触と、それをまとう手の感触が、竿に染み込んでくる。
「ぐぬぅぅぅっっ!!?」
クアイは目を見開く。
「いくぞ?クアイよ」
ヨーンは竿を握りしめ、ゆっくりと上から下へ、下から上へと滑らかに竿をシゴキ始める。
「ぬぅぅぅっっ!!?ぐっ!!?うっっ!!?んぅぅぅぅぅっっっ!!!」
オイルをまとったことで、滑らかの増した手が送り込んでくる快楽刺激は凄まじく、クアイのタマがきゅうっと収縮する。
竿を扱いているヨーンの手が、亀頭でピタリと止まる。
「んっ!!?」
「ここが…弱いのかな」
ヨーンは不敵に笑い、亀頭を握って包んで、クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!っと擦り揉んだ。
「ふあっっ!!?かっっ!?うああああああああああああああああああっっ!!!」
弱点の亀頭集中責めにクアイはオスらしからぬ高い悲鳴を上げて悶えた。
竿の底から何かが込み上げてくる。
「ほぉれ…もっと耐えてみろ」
ヨーンは文字通り手中に収めた亀頭を指の腹で擦って、揉んでいく。
クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!
「うがぁぁぁぁぁぁあああっ!!やめろっっ!!やめろっっ!!!うわぁぁぁぁぁぁあわあああああ!!!」
いくら身をよじろうとしても、既に掴まれてしまった亀頭がヨーンの手から逃げることなど出来ない。
「楽にはイかせないぞ」
ヨーンの手が亀頭から離れる。
ぬるっとした大きな手が、竿を挟み込み、両手で握る。
そして。
ズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコ!!っと上下に竿から亀頭の全てをシゴキ抜いた。
「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああ!!!」
もはや最上級の膣内と化したヨーンの両手の中にズコズコとシゴカれ、クアイの竿にはぐんぐんもアレが登ってくる。
「おしまいだ」
ヨーンはそこでさらに竿に圧力を加えて一気にズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコズコ!!!っとシゴキ上げた。
「ぐぬぅぅぅぁぁぁぁああああああ!!あっ!!?あっっ!!?うああああああああああああああああああ!!!」
意識がぶっ飛んでしまいそうなレベルの快楽刺激──気持ち良いという感情を抱かせない強制快楽刺激がクアイを襲った。
先っぽから、精液が勢いよく飛び出す。
「出したな?弱虫め。抑えろ」
ヨーンは、手下の女にイキたての竿の根本を掴ませて、腹部側に竿を押し倒し固定させた。
そして、自身の指を射精したばかりのタマに近づける。
「はぁはぁっ!!なっっなにをっっ!!?」
「これをされたことは…ないようだな」
ヨーンはコチョリッと指を折り曲げて水晶の如き艶を誇る爪の先でタマを引っ掻いた。
「ぎゃっ!!?」
クアイが悲鳴を上げる。全身に鳥肌が立ち、死さえ感じる寒気が背筋を駆け抜けた。
「今からこの…タマを私の爪でこちょぐり殺す。覚悟しろ」
超絶敏感になっているタマに、ヨーンの恐ろしき指と妻の先とが向けられる。
「ひっ!!?ま、待って!!待って待ってっ!!!」
さっきひと引っ掻きされただけで死にそうになったあのくすぐったさを連続で与えられるなど考えたくもない。
クアイはそこで壊れた。
「頼むからっっ!!もうやめてっっ!!はぁはぁっ!!」
「悪いなクアイ。お前は黄金像にすると決めているのだ。さぁ…私のために笑え」
王女ヨーンの細くて長い十の指が、爪の先が、タマを包囲した。
「いくぞ?」
準備運動のようにワキワキッと曲げ伸ばししたあと、その指と爪がタマに襲い掛かった。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!
「あっ!!?あ"っ!!?うぎゃぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!?あはっ!!?あはっ!!!あははははははははははは!!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅ!!!」
気絶さえ出来ないようなくすぐったさが連続でタマに刻まれていく。
クアイは白目を剥き、満足に動けぬ黄金の身体をびちびち跳ねさせ、喉を震わせる。
「今何でも言うことを聞けるな?ほれ…私に忠誠を誓ってみろ」
ヨーンは愉しげに笑いながら、その細くて長い褐色の指を踊らせ爪の先でタマをこちょぐりまくる。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!!
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!
「あーっっっはははははははははははははははははははははははははははははは!!!誓いますっっ!!誓いますぅぅぅぅっっっ!!っっははははははははははははははは!!誓うからこれやめでぇぇぇぇ!!!」
水晶のような爪がタマをコチョリコチョリと引っ掻くたび、精神が破壊されていく。
くすぐったさだけが頭を支配していく。
クアイのタマは、いやだいやだくすぐったいよと言わんばかりに揺れ動くが、ヨーンの処刑器具である指と爪の先は決してタマを逃さない。
カリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!
コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!
「ほっっひゃひゃひゃはははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!ごめんなさいごめんなさぃぃぃっっ!!っっひーっっひはははははははははは!!!」
ヨーンは、卓越したくすぐりテクニックで、慣れることのないくすぐったさを送り込み続けていく。
そして…
「完全に黄金と化すまで少し時間がある。お前たち…仕上げにかかれ」
一通りタマを虐め終えたヨーンは、周囲の女たちに恐怖の命令を下したのだった。
「はぁはぁはぁっっ!!待っで!!!待っでこれ以上コチョコチョはっっ」
怯えるクアイの目に映るのは、特製オイルをまとった数百もの指。
「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!!!」
女たちのコチョコチョボイスと共に、数百ものヌルヌルフィンガーがクアイのほとんど黄金と化した全身を隈なくくすぐり尽くす。
「ひっ!!?いやっ!!いぎゃぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああははははははははははは!!もうやめっっ!!やめでぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!っっははははははは!!はーっはははははははははははははは!!!」
もはや痙攣さえ出来なくなった黄金のクアイのツルツルした身体を、数百ものヌルヌルツルツルの指と爪がコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ這い回る。
「ぃぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!あはっ!!?あははは!?あはははははははははははははははははははは!!もう勘弁しでぇぇぇぇっっっ!!!」
ヨーンの命令が入るまで、女たちは無慈悲に黄金の身体に指と爪を這わせ続ける。
最後の抵抗軍──クアイの悶絶は一晩中続いた。
後日、苦悶に歪むクアイの黄金像が宮殿に掲げられたという。