【F/M】サディスティック・パーティ
🕑 Added 2025-07-18 14:45:53 +0000 UTC
サディスティック・パーティ
(F/M, FFFFF/M)
ブラッドクリスタルホテルといえば、知らぬものはいない一流のホテルである。
だがその上層階にて夜な夜な富裕層による"パーティ"が執り行われていることはあまり知られていない。
一般人ならばそのボトルを見ることさえ叶わない酒瓶の栓が毎日のように開けられ、それを高級車何台分もの価値を持つ衣装を身につけた女たちが優雅に嗜む。
まさに、天上人の世界である。
だが、津村ユキトはこの度、その天上人の宴に潜入する機会を得た。
天上人の一人である女とSNSでのやり取りを通じて、とある仕事に漕ぎ着けたのだ。
その仕事というのがいわゆる肉体を使った仕事らしいのだが、報酬額がとにかく桁外れなのだ。
ユキトは顔が良い。だから、SNSを使って接近すれば確実にその仕事にありつけると思っていた。予想通り、作戦は上手く行った。
だが、ユキトの作戦は他にもある。天上人の女どもに肉体を売って高額な報酬を得るだけではなく──彼女たちの身に付けている高額なアクセサリーなんかを盗んでやろうという作戦だ。
うまくいけば、美女を抱いて報酬を貰えるだけでなく、さらにその何倍もの金額を手に入れられる。
ホテルの最上階へと直行するエレベーターの中、ユキトはほくそ笑んでいた。
それが──ユキトが最後に自ら作った笑顔となるとも知らずに。
◯
エレベーター内には、既に何やら上品な香りが漂っている。
隣には、ユキトに仕事を紹介した女が姿勢よく立っている。
胸元を大胆にも露出した真っ黒いノースリーブのドレスを身に纏い、黒い髪を後ろにまとめ上げている背の高い目鼻立ちのはっきりとした美女だ。
彼女は"篠川(ささがわ)"と名乗った。
彼女はいわゆる女社長である。詳しいことは知らないが、天上人の中でもかなりの上位に位置する存在らしく、彼女がこのブラッドクリスタルホテルでのパーティを主宰している。
「ユキトくん。言うまでもないと思うけど…向こうでの粗相はやめてね。私のメンツがあるから」
篠川はユキトを見て微笑んだ。動くたび、良い匂いがする。
「は、はぁ…」
ユキトが企んでいるのは粗相どころでは無いのだが。
だが、このパーティには女しかいないという。だから、何があっても力づくで逃げれば良いとそうユキトは考えていた。
これまで盗みは散々やってきたのだ。今回はかなりの大舞台だが、やることは変わらない。
相手は、天上人…金持ちの馬鹿なのだから。
エレベーターのドアが開く。エレベーターの前に待機していたスーツ姿の女がぺこりとお辞儀をした。
ただの案内人なのだろうが、かなり美人だった。
「お待ちしておりました」
案内人はそう言うと、ユキトと篠川を豪勢なドアの向こうへ通した。
ドアの向こうにはまたさらに通路が伸びていた。
床も、天井も、照明も、何もかもがユキトが見てきたものとは違い過ぎた。
全てが眩しく、煌びやかだった。
「うん?」
通路の奥の不気味なモニュメントに目が留まった。
「な、なんだ…これ…」
それは、ぬるぬると妖しいヌメリを帯びた人の形をした黄金のモニュメントだった。
衣服は纏っておらず、女神を模ったこれまた黄金の像に囚われるようにして手脚を縛り上げられている。
腋の下も、ペニスも丸見えである。
無駄な毛は一切なく、黄金の発色も良く、作り物らしく綺麗な質感ではあるが、作り物にしてはどこか生々し過ぎた。
なにより──それはびくびくと痙攣している。
「ホ、ホンモノ…?」
「ああ…全く…」
篠川はため息をつき、すうとその手をモニュメントに伸ばした。
そして、その長い爪でぞわりとモニュメントの横っ腹のあたりを撫でた。
「んぉぉぉっ!!?」
モニュメントは呻き声を上げ、びくんっと跳ねた。
ユキトは、モニュメントの後方に回り込んだ。
ユキトは理解する。
これはモニュメント──ではない。本物の、ユキトと変わらないくらいの少年だ。
少年の口には、テープが何重にも貼り付けられていた。
「な、なんだっ!?これ…」
近くで見れば、この黄金が少年の身体に無理やり塗ったくられたものであると分かる。
「もう"トロフィー"なんて作っちゃって。みんな…既にお楽しみのようね…。まぁ…いつものことだけど」
篠川は平然としている。
これが、普通なのか。天上人の世界では。
ユキトの脳が微かに、警告音を発していた。
「ねぇユキトくん。今更…帰るなんて言わないよね」
「うぎっ!?」
突然、篠川に首を掴まれる。
大きな手に生え揃う長い指が敏感な首筋に触れ、くすぐったくて首を窄めてしまう。
「ほら…いきましょう」
首を掴まれたまま、ドアの向こうへと連れて行かれる。
決して入ってはならない空間へと。
「うわぁぁぁぁあはははははははははははは!!?やめっ!?ひぃぁぁああああ!!」
ドアの向こうの光景に目を奪われるよりも先に、絶叫が轟いた。
絶叫は、空間のあちこちから響き、重なり合い、異様な不協和音を奏でている。
「なんだよ…これは…」
ユキトは口を開けたまま固まった。
床も壁も天井も、漆黒の大理石で構成された広い空間だ。中央には黄金の女神の噴水が輝いており、その近くには裸体の少年が鳥籠のようなものに閉じ込められ、鳴いている。
部屋の隅の妖しい光を放つプールでは、少年が追いかけまわされながら鳴いている。
また別の場所では、四つん這いにされ女たちにのし掛かられた二人の少年が、鳴いている。
どの少年たちも皆──鳴いている。いや、鳴かされている。
本来それは、笑い声なのだろうが──ユキトには鳴き声に聞こえる。
少年たちを指先でこちょこちょとくすぐっているのは、エレガントな衣服に身を包んだ天上人の女たちだ。
くすくすと談笑をしながら、或いはワインを片手に──女たちは奇妙な遊びに興じている。
「ここで開かれているのはね…秘密のこちょこちょパーティ…」
「こ…ちょ…!?」
意味が分からない。
「そう。こちょこちょ」
篠川は言って、掴んでいたユキトの首筋をこちょこちょこちょこちょっとくすぐった。
「はぎぃぃっ!?」
艶々とした長い爪の先が首筋を滑らかにくすぐり、ユキトは飛び上がった。
全身に鳥肌がくっきりと浮かび上がる。
「私たちみたいな人種はね…普通のえっちじゃもう満足出来ない子たちばかりなの」
「で、でもなんで…こちょこちょ…なんか…」
「楽しいのよ?こちょこちょ。君みたいな子をね…ああやって捕まえて無理やりこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉーってくすぐり続ける。それが最高…」
篠川はそこでじゅるりと舌舐めずりをした。
「ユキトくんが来てくれて良かった。ユキトくんみたいな可愛い子をね…
みんな欲しがるのよ」
笹川はからかうように、ユキトの横っ腹をこちょこちょとくすぐった。
衣服越しにも感じる爪の感触と共に、くすぐったさが走り回ってユキトは仰け反った。
「ぎゃあっ!!?」
「逃げようなんて思わないでね。あ。ほら…ちょうど良かった」
篠川が、入り口ドアの方を指差した。
「くそっ!!どけっ!!どけぇっ!!」
ドアに向かって、少年が一人走っている。いや、逃げているのだ。自分を追っている女から。
少年はドアに体当たりをし、無理やりにドアをこじ開けた。
だが。
ドアの向こうには、二人の黒服女の姿があった。
一人が少年の足を払い、少年を跪かせる。
「ぐぁっ!?」
もう一人が片腕を掴み、捻じ上げ、肘で少年の肩甲骨の辺りを押さえつける。
もう一人も同様に、少年の片腕を捻じ上げて肘で肩甲骨を押さえた。
抜群のコンビネーションで少年は、うつ伏せで腋の下を見せた格好のまま、ねじ伏せられた。
「確保」
黒服は無表情のまま呟いた。
「くそっ!!離せっっ!!」
「では、規則に則り…こちょこちょの刑に処します」
二人の黒服は、少年をねじ伏せたまま、開きっぱなしの腋の下にワキワキワキワキと指を近づけていく。
それを見た少年の顔が、一気に青くなる。
「ちょっ!?待って!!待って!!違うんだって!!ちがっっ──」
ジタバタともがく少年。だが、黒服二人の人力拘束は頑強で、逃げられない。
やがて二人の黒服の白い指は、少年の無防備にも晒されたままの腋の下にふわりと触れ──
──こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!っと暴れ始めた。
「ぎゃああああああああああああああああっ!!?ちょっ!?ちょっ!!?ちょおおおほほほほっ!!?うわぁぁぁはははははははは!!?」
少年はじったばったと脚をばたつかせ、大理石の床に悶え声を吐き出す。
二人の女の指は、腕を締め上げられてギンギンに伸び切った腋の下のスジを見ているだけでこそばゆい動きでこちょこちょこちょこちょと蹂躙している。
「ほあはははははははははははははははははははははははは!!?無理っっ!!?ちょっ!!?おほほほほ!!?っはははははははははははははははは!!?離せぇぇぇっ!!!」
少年は顔を真っ赤に染めながら、なんとか起きあがろうともがいている。
少年が脚を使って上手く起きあがろうとしても、腋の下にこちょこちょと練り込まれるくすぐったさにより…少年はまたぺたりと床に崩れ落ちるのだった。
「抵抗の意思を確認しました」
「こちょこちょ地獄を続行します」
二人の黒服女は機械のようにそう言うと、今度は、腋の下を指先でゴニョゴニョと揉むようにこちょばした。
少年の顔がさらにぐしゃりと歪む。
「ぐぁぁぁぁああああっ!!?わかっだわかっだわがっだぁぁぁぁぁっ!!もう逃げないっ!!逃げないからぁぁぁぁぁあああああっ!!!」
腋の下ゴニョゴニョ責めが相当効いたのか、少年は顔から抵抗の意思を完全に消し去り、子供のように泣き喚いた。
それでも黒服二人は容赦なく、腋の下をつるつるとした指先でゴニョゴニョゴニョゴニョとほぐしていく。
「ぎぃはははははははははははははははははははははははははは!!?ギブぅっ!!ギブだってぇぇぇぇぇ!!!くるじっっ!!?いひひひひははははははーっ!!?」
少年は苦しげに舌を垂らし、ぜぇぜぇと息を切らしている。
くすぐりで。
くすぐりで人はここまで壊れるのかとユキトはゾッとした。
「仕上げます」
黒服女の一人がボソリと言うと、黒服女二人は少年の横っ腹を掴み、親指でグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリとツボをほじくった。
見ているだけで、脇腹のあたりがムズムズとする指の動きだった。
「ん"っ!!?んぎゃぁぁぁぁあああああああああああああああ!!?あははは!?あへははははははははは!!?ちょっ!?あっ!?やめっ!!?いやぁぁぁぁぁあははははははは!!?」
悪魔的な指圧に、少年は甲高い悲鳴を上げ、激しく身体を震わせた。
悲鳴はフロア全体に響きわたり、やがてぴたりと止んだ。
黒服女二人に押さえつけられたまま、ぐったりと伸びた少年の下半身のあたりには…大きな溜まりが広がっていた。
これ以上見ていられない。ユキトが少年から目を逸らすと…
このフロアにいるほとんどの女たちが、こちょこちょの末に失禁させられた少年の哀れな姿に見惚れていることに気づいた。
どうかしている。
少年は寒気を覚えた。
「まぁ…今のはまだ軽い方だから。実際に目を盗んで外まで逃げた場合は…もっときついお仕置きが待ってる」
隣の篠川がそう言って笑った直後、照明が落ちた。
「なにっ!?」
「あ…。本当に今日はツイてるね。どうやら…脱走者への"公開処刑"が見れるみたいよ」
篠川はユキトの肩を掴み、ライトアップされたステージの方を向かせる。
「しょ、処刑って…」
「勿論、本当に殺すわけじゃない。ただ…死ぬより辛いかもね」
篠川は不敵に笑う。
ステージに、ガラガラと音を立てて何かが運ばれて来た。
マッサージ台のような縦長の台に、身体をIの字型に引き伸ばすようにして拘束された裸体の少年だ。
少年の身体は、ガラスで出来た浅いトレーのようなものに入れられている。
トレー内は、薄ピンク色をした奇妙な液体で満たされており、少年はその液に浸されていた。
「あ、あれは…」
「あれは"ウィング"っていう特別な媚薬。彼はそれに漬け込まれてる」
「び、媚薬ってそんな…」
「見たことないでしょう?特別な媚薬に漬け込まれたコがこちょこちょされたらどうなるか…ふふふ。ユキト君みたいな人種には…滅多に見れないものだからよく目に焼き付けておくと良いよ」
篠川が八重歯を見せて笑うと、ユキトの頭を掴み、ぐいとステージの方を向けて固定した。
「やめろっ!!離せぇぇっ!!」
ステージ上では、媚薬に漬け込まれた細身の少年が腰をくねらせ喚いていた。
そこへ。
五人の女がステージに上がった。
大学生くらいの年齢の女や、二十代前半から後半のいずれも美容に金を掛けまくっていそうな天上人の女たちだ。
「へぇ。今夜の執行人はあの五人ね…。あの子…可哀想に」
篠川がくすくすと笑った。
「ホテル駐車場まで脱走した罪で"媚薬漬けこちょこちょ処刑"に処します」
少年を運んできた黒服が宣言する。
拍手が起こった。
「絶対に!!絶対に通報してやる!!こんなのでっ!!負けるもんか!!」
「こんなのが意味ないか…教えてあげようか?」
天上人の一人である、大学生くらいの黒髪ロングの女がそう言って、少年の腹部にふっと息を吹きかけた。
「あひゃあっっ!!?」
腹のあたりに吐息を掛けられた瞬間、少年の顔が歪み、少年は腰を浮かせびくんっと飛び上がった。
「な、なんだっ!!?」
少年の額から、だらだらと汗が吹き出している。
「もう手遅れだよ」
背の高い女が不敵に笑う。
「大人しく私たちにこちょこちょーってされようね」
茶色い髪をした細身の女が奇妙なくらい優しい声色で囁き、人差し指を曲げ伸ばししてこちょこちょと耳の辺りをくすぐった。
「ひぃぃぁぁああああっ!!?」
少年は目を剥いて絶叫し、首を振る。
ただ耳を軽く触られただけなのに…明らかにおかしい反応だ。
「それでは執行人の皆様…ご準備を」
黒服が言うと、五人の執行人たちはその手にヌルヌルとした液体を塗り込み始めた。
どの女の指も細くて長くて──とてもくすぐったそうだ。
ヌルヌルテカテカに仕上がった指が、トレーの中の媚薬に漬け込まれている少年に向けられる。
「では。刑の執行を」
黒服の女が高らかに宣言すると、五人の女たちは指関節を折り曲げ、少年の裸体に近づけた。
そして、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉ〜っと少年の全身に触れるか触れないかのところで指を踊らせた。
「ひぃぃぁあああああっ!!?あはははははは!?やめっ!?やめぇぇぇっ!!!」
まだ触れられてもいない…エアくすぐりで少年は悶えている。
こちょこちょうねうねと不気味に蠢くその細長い指指の動きは、見ているだけで寒気がする。
ぴたり。と、指が少年の裸体に触れるか触れないかのところで止まった。
「ひっ!?はぁはぁっ!!な、なんなんだよっ!!や、やるならさっさと──」
少年が啖呵を切ろうとしたその時だった。
細長くてくすぐったそうな五十の指指が少年の細い肉体に喰らい付き、ごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょ!!っと泡でも掻き立てるようにくすぐり回した。
少年の目が大きく見開き、全身の筋肉に緊張が走った。
「かっっ!!?」
少年の腹筋がビクビクと痙攣している。
腹も胸も喉も震えているのに、笑い声が、出ていない。
少年は目を見開いたまま、口をぱくぱくと苦しげに動かし、そして──
「うっっ!!?うあ"ぁぁぁぁぁぁぁあああああああああっ!!?あはははははははは!!?あは!?はははははははははははははは!!!死ぬっ!!死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅぅっ!!!」
数秒のタイムラグを挟んでようやく少年は絶叫した。
くすぐったさを我慢出来ていたわけではない。
あまりにくすぐった過ぎて、すぐに笑うことさえ出来なかったのだ。
「大丈夫。死なせないから」
長身の女が黒い爪の先で胸の表面をワシワシとくすぐる。
「これってお仕置きだからさぁ…笑ってばかりいないでちゃんと反省してね?」
黒髪ロングの女が、腹筋に爪を立てて神経を貪る。
五十本の細長い指が、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと裸体を這い回る様は、指が肉体を貪っているようで…ユキトにはグロテスクな光景だった。
「ぎゃぁぁぁああああはははははははははははははははははは!?無理っっ!!!無理ぃぃぃぃぃっっ!!!わがっだ!!もうっっっ!!!もう逃げないぃぃっっ!!!いぎゃぁぁぁあああ!!」
少年はさっきまでの威勢を完全に感じさせない、まるで翼を持つ動物が弱々しく羽ばたくように暴れている。
「そっかそっか。反省できて偉いね。でも…ちゃんとごめんなさいって言おっか」
乳のデカい女が、鼠蹊部のあたりを揉むようにくすぐる。
「言えるまでは…お仕置きだからねぇ」
金髪の女が、足の裏を長い爪の先でごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょごちょと掻き回す。
「かぁぁぁぁぁあははははははははははははははははははははははは!!?くるじっっ!!?死ぬっっ!!ほんどにぃぃっ!!死ぬぅぅぅっっ!!!」
身体中を蝕むこちょこちょ刺激に少年は首をブンブンと千切れそうなほどに振り回す。
「ほら、ごめんなさいは?」
長身の女が、腋の下に指を滑らせ、異様なほど細かな動きでこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐり倒す。
「うわぁぁぁぁああああああああああああっ!!?ごっっっ!!?ごべんなざぃぃっ!!ごべんなさぃぃぃぃっ!!!」
少年は涙を流しながら、ひぃひぃと息を切らし、脇の下へのこちょこちょを拒絶する。
「えー?なんだって?ちゃんと言わないとお仕置きだよ」
長身の女はそのまま少年の顎周りをこしょこしょとくすぐり回し始めた。
すると、他の女たちもそのヌルヌルとした指と爪で首筋や耳、鎖骨のあたりをこちょこちょこしょこしょこしょこしょと嬲り回した。
「ふぎぃぃぃぃぃっ!!?いひひひっ!!?いひひひひひ!!?ごっっ!!?ごべんなっっっざぃぃぃぃっ!!!いぁぁぁぁあああああああ!!?」
首回りのこちょこちょなど、普段は死ぬほど悶えるような部位ではない。だが、媚薬漬けにされている今は…致命傷だ。
少年は涙や唾液で顔を崩しながら叫び続けている。
「何言ってるのか分からない。お仕置き決定かな?」
長身の女が言うと、執行人の女たちはあろうことか…少年のグイと無理やり開かれた腋の下に五十の指と爪を密集させ──
「こぉちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉー!!!」
こちょこちょの大合唱と共にくすぐり倒した。
「はっっ!!?あっ!!?いやっ!!?死ぬっっっ…!!?うわぁぁぁぁぁぁあはははははははははははははははは!!?あはは!?あはははははははははははははははははははははははは!!?」
特に弱いのであろう腋の下を、ヌルヌルの液体でコーティングされた指や爪で蹂躙され、少年は奇声を上げて身をうねらせた。
細い身体に、ビキビキと血管と筋肉のスジが浮いている。
文字通り、肉体が悲鳴を上げている。
それでも、女たちの細くて長いこちょこちょ指は止まることなく…ヌルヌルこちょこちょと表皮を這い回っている。
「こ、これ以上はっ…やばいんじゃ…」
ユキトは口をあんぐりと開けたままつい、そう漏らした。
あんな他人のことなど知ったことではないが、少年が目の前で処されるのを見せられたくはない。
「大丈夫。みんなプロだから」
篠川はそう言った。
しかし、そうは言っても──。
執行人の女たちは、スベスベの腋の下をヌルヌルの指の腹でクチュクチュ擦ったり…かと思ったら、爪を立てて細かくワキの窪みをこちょこちょこちょこちょ掻き回したりしてさらに追い打ちをかけていく。
「だぁああああははははははははははははははははははははははは!!?あはは!?あははははははははは!!?やっっ!!?やばっっ!!?うわぁぁぁああああははははははは!!?」
少年はひときわ声の裏返った高い声を発したかと思うと、そのまま気を失った。
だが。
黒服が動き出し、少年の浮き出た骨盤の窪みを指で丁寧にグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!っとえぐるように揉んだ。
指が骨盤のツボに沈み込んだ瞬間、少年の身体がまたビクンッと跳ねた。
「はっっ!!?うわぁぁぁはははははははははははははははははははははは!?ちょっ!?おわぁぁぁぁあはははははは!!?」
強烈な骨盤のツボへのこちょこちょ刺激により、少年は再び地獄へと引き戻された。
「誰も寝ていいって言ってないけどね?」
長身の女が首を傾げた。
「まだまだ…お仕置きが足りてないかな?」
金髪の女が言って、指をこちょこちょこちょこちょ蠢かす。
「はぁはぁっっ!!待っで!!待っで!!まっっ──」
少年は嗚咽混じりに懇願する。
だが…
「はいお仕置き決定」
女たちは五十の爪の先を腹筋に突き立て、ゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショゴショ!!っと腹筋を食べるようにこしょぐり回した。
「くかっっっ!!?かっっ!!?はっっ!!?ははははははははははははははははは!!?くるじぃぃぃぃぃっっ!!?ああああああああはははははははははは!?かはっ!!?こほっ!!?」
筋肉の詰まった敏感であろう腹筋部を、ヌルヌルの爪が這い回り、ゴショゴショゴショゴショと神経を虐め抜く。
腹をくすぐられた少年は激しく咳き込み、酸欠状態で気絶も出来ぬ生殺しこちょこちょお仕置きの渦に飲まれていく。
「あはっ!!?あはっ!!?もうやめっっ!!?あはっ!?かはっ!!?っっっははははははははははははははははははは!!?」
少年が笑い声を発せず、ただ手をぱたぱたと苦しげに震わせても、女たちのドSの塊のような指と爪は腹筋部を集中的にこしょぐり続けている。
これだけの惨劇にも…見物人の女たちは愉しげにしている。
異常だ。
こんなところに居てはいけない。
いるだけで、気が狂ってしまう。
だが、手ぶらで帰るわけにもいかない。
幸い、今はステージ以外、照明を落としてある。
ユキトは恐らくこの中で最も金を持っているであろう篠川のアクセサリーをこっそりと盗み取った。
上手く行った。
まさかここに来てものを盗まれるとは思ってもいなかったのだろう。
頃合いを見てずらかろう。
ユキトがこっそりと篠川の近くを離れた時だった。
突然、両脇に違和感が走った。
生温かくて、厚みのある柔らかな感触…そして、僅かに硬い感触。
触れているだけで、ムズムズとして、くすぐったい。
その感触の正体に気づいた頃にはもう遅かった。
「あっっ!?」
腋に差し込まれた両手──その指がワシッと折れ曲がり、指先が腋の下に食い込む。
「手癖の悪そうな子だと思ってたけど…まさか…ここまで馬鹿だとはね」
背後から、篠川の声がした。
「全く…悪いことをした子がどうなるのか…見せてあげたというのに…ね」
篠川が呆れたように言った直後──
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉっ!!っと腋の下で指が暴れた。
「ぎゃっっ!!?うわっ!?うわぁぁぁぁぁあああああはははははははははは!!?」
猛烈なくすぐったさが爆発し、ひゅるひゅると力が抜け、ユキトは膝をつく。
そこへ、素早く黒服たちが駆け付けてきてユキトを押さえつけた。
黒服たちは女とは思えないほどの力強さで、ユキトはあっという間にねじ伏せられる。
「やめっ…!!」
「いかがいたしましょうか。篠川様」
黒服の一人がユキトの頭を抑えたまま篠川を見る。
「制裁は結構。ちょうど…今夜の大会も始まるから…そっちで使わせてもらおうかしら」
篠川はよく分からないことを言った。
「承知いたしました。では…」
黒服たちはユキトを無理やり起こした。
「やめろっ!!離せっっ!!うわぁぁあはははははははははは!!?」
ユキトが抵抗をすると、黒服二人がすかさずユキトの脇腹を掴んでグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリと指圧してきた。
へろへろと力が抜け、ユキトはそのまま…奥へ連れて行かれた。
◯
「なんだっっ!!これっ!!」
ユキトは分娩台の如き悪趣味な拘束台の上で全裸でガッチガチに拘束され、ステージの上に晒されていた。
股は開かれたまま固定され、しかも腋の下までバンザイの格好を強制されている。
あんな光景を見た後だと、バンザイの格好にすら恐怖を覚える。
なんせここにいる女たちは狂気のドS…くすぐりマニアなのだから。
ユキトの他にも、何名かの少年たちが拘束されて晒されている。
「では今宵も"女神の手"選手権を開催いたします」
黒服が妙な宣言をした。
「担当する男の子から最も濃厚な精液を搾り出すことの出来た方が優勝となります。優勝された方には賞金と栄誉を…。そして優勝者担当の男の子には、最もイかされた罰として"優勝トロフィー"になって頂きます」
黒服のルール説明がまるで頭に入ってこない。
「君は私が…やるからね…ユキトくん」
篠川がステージに上がってきた。
「えっ…!?」
「何か不満?私…この選手権で負け無しなんだけど」
篠川が自慢げに言って、ユキトの腹部をぞわりと撫でた。
「ひぎぃっ!?」
柔軟性を感じさせる指に腹部を撫でられたそれだけで…ユキトは寒気が止まらなかった。
「ルールはいつも通りとなっております。手コキ開始前に何をしてもOKです。媚薬を飲ませても、愛撫をしても…。とにかく濃厚な精液を搾り出せた方の勝利となっております。それでは…スタートです」
黒服が鐘を鳴らすと、参加者の天上人たちが動き出し、あちこちで少年たちの悶え声が響き始めた。
「私は…ここを…温めておこうかしら」
篠川は、ユキトの乳首を指の腹でコスコスと摩った。
「うぉぁあっっ!!?」
滑らかな指腹が乳首を擦ったそれだけで、ユキトの竿がぴくんと反応した。
「ふふ。どうやら…乳首は弱いみたいね」
篠川が悪魔のような微笑みを浮かべた。
「そ、そんなことはっ…」
この選手権とやらはまるで理解不能だが、射精してはならないことだけは確かだった。
ならば、踏ん張るしかない。
「そう?」
篠川がまた、指の腹でスリスリと乳首を撫でる。
「あがぁっ!!?」
乳首に妙にざらついた粗くも濃厚な快楽の刺激が走り、またぴくんと竿が反応する。
まるで…指紋までも快楽を与えるのに特化しているようなそんな奇妙な指の感触だった。
「ふふふ。覚悟しておいてね。最後までたっぷり…搾り取ってあげるから」
篠川は耳元で熱く囁いた。
「ふ、ふざけるなよ…こんなのっ…」
ユキトが篠川を睨むと…
スリスリスリスリスリスリスリスリ!!
「んぁっ!?あああああああああああああっ!!?」
篠川は素早く滑らかに乳首を擦った。
「もう始まってるからね…?」
篠川が、中指や薬指の腹で縁を描くようにスリスリスリスリと乳首を擦る。
「ほあああああっ!!?くそっ!?なんでっ!?うううううっ!!?」
意思に反してペニスはびくびくと震え、充血していく。
こんな異常な女に搾り取られるだけでも地獄であることが容易に想像がつくというのに、罰とやらまで受ければ…無事ではいられない。
ユキトは目を閉じ、歯を食いしばってなんとか意識を逸らそうとする。
カリッ!!
「ぎゃうっ!!?」
乳首に鋭い快楽刺激が走り、ユキトの意識が強制的に乳首に向けられる。
「ちょっ!!?」
「どうしたの?」
篠川は涼しい顔をしながら、人差し指をくにゃりと曲げ、爪の先でカリカリッ!!っと乳首をくすぐる。
くすぐったくてゾクッとする快楽の刺激が乳首に注がれ──ぐんぐんとユキトのペニスに送り込まれる。
「くっっ!?くそぉぉっ!!?こ、こんなのでぇぇ!!」
「こんなの…?」
篠川が声を低くし、目を細めた。
「これでもまだ…こんなのって言える?」
篠川の親指の爪が乳首に当たる。
「いっ!!?」
「ほら…」
篠川は親指を器用に操り、うねらせ、爪の先でカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリカリ!!っとくすぐり倒した。
「おおおおおお"っ!!?おほほっ!!?んおおおおおおおおおおおっっ!!?」
他の指よりも大きな親指の爪の先とは思えぬほど繊細で濃密な快楽の暴力が乳首にドクドクと注がれる。
くすぐったさで力が抜け、その隙を突くように快楽が流れ込んでくる。
「ねぇ。どうなの?」
篠川は一瞬、乳首をぎゅっと摘み、すぐに離すと今度は全ての爪の先でこしょこしょこしょこしょこしょこしょと乳首をくすぐった。
「あひっ!!?あひひひひひひひひひ!!?んぉぉほほほほほほほっ!!?」
くすぐったい。のに、強い快楽の刺激も同時に注ぎ込まれ、ペニスが熱く、膨れ上がっていく。
「さて…これくらいで良いかな…。じゃあ、ここから手コキスタートで」
篠川は乳首から手を離し、既に勃起しているペニスを見た。
あの手が、乳首を触られただけで死ぬほど感じさせられたあの手や指が…今度はペニスを襲うのだと思うとそれだけでユキトは震えが止まらなかった。
「ふふふ。覚悟してね?」
篠川の手が、ユキトのペニスを握った。
既に温まっている竿に、篠川の生温かい手のひらの感触が走る。
「うぁぁっ!!?」
「まずは私の手の味を…しっかりと覚えてもらおうかな」
篠川はぎゅうぎゅうと絶妙な力加減で竿を握る。
その圧力が、ペニスにドクドクと快楽を注入していく。
「うああああああっ!!?くっっっ!!?くぅぅぅっ!!」
「我慢なんて意味ないよ…私の手の前では…さ」
ぎゅうぎゅうと竿を握っていたかと思うと、今度は、硬く膨れ上がったペニスをふわふわと優しく撫で回し始めた。
「あぅっ!!?ちょっ!!?おおっ!!?」
指先や指の腹がサワサワとカリクビや亀頭、裏スジを撫で回し、強い刺激が来るかと思っていたユキトは思わずその不意打ちのソフトタッチを無防備で受け入れてしまう。
「あああああっ!!?」
「こういうのは緩急が大事…」
篠川はそう言うと、竿を掴み、もう片方の手で亀頭をスリスリスリスリと撫で回した。
「ぎょぁぁああああああっ!!?まっ!!?待っっ!!?やめっっ!!?」
ユキトは腰を浮かせる。
反射的に、身体を丸めようとするが拘束具がそれを許さない。
ここに来て、拘束具が厄介になり始める。
「ふふ。もうヌルヌルね…」
篠川が、亀頭から分泌されたカウパー液をぬりぬりと塗り広げる。
「ちょっ!!?やめっ!!?おおおおおっ!!?」
敏感になっている亀頭を、篠川の指がスリスリと撫で回し、ユキトは声を裏返らせた。
「それじゃあそろそろ…」
篠川が漆黒のボトルに手を伸ばした。
「ここで高級ローションを投入…」
篠川は黒いボトルからとろとろとローションを手のひらに垂らし、非常に慣れた手つきで竿の根元から睾丸、そしてカリクビ、亀頭までをローションでコーティングした。
「うああああああっ!!?」
ローションを塗り込むその手つきさえ、快楽の刺激を与えてくる。
少しでも油断すれば、イッてしまいそうだ。
「まだ我慢するつもりかな」
「はぁはぁっ!!あ、当たり前っっだろっ!?」
イクわけには行かない。負けるわけには──。
「ふふふ。可愛いね」
篠川は竿の根元を押さえつけ、もう片方の手の人差し指と親指で輪っかを作る。
そして、その指の輪っかを亀頭に被せズズズッと潜らせた。
「うううううっ!!?」
指の輪っかに亀頭が擦れて、ヤバい。
「これまで何百人も君みたいな可愛い子を犯してきたこの"地獄の輪っか"が思い切り君のおちんちんを扱いたら…どうなるかな」
篠川は妖しく笑って首を傾げた。
「はぁはぁはぁっ!!」
想像もしたくない。
「ねぇ…どうなると思う?」
篠川は一瞬だけ、素早くジュボボッと上下に動かす。
「ぎょぁああああっ!!?」
指の輪っかの計算された締め付け具合が、亀頭、カリ、裏スジを圧迫して擦り、猛烈な快楽刺激を炸裂させる。
「君は…なすすべなくイキ果てるってところかな」
「くっっ!!?」
否定できない。僅かに指を動かされただけでイキかけたのだから。
「君、本当に私のタイプだから少し手加減してあげる…」
「えっ!?」
予想だにしていなかった発言にユキトは声を漏らした。
だが。
「と言いたいところだけど…泥棒したお仕置きとしてやっぱり本気モードで」
「へっ!?」
直後。
篠川は、竿の中間地点から亀頭までを地獄の指の輪っかでクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ!!っとシゴキ抜いた。
「あ"っっ!!?あああああああああああああああああああああああっ!!?」
既に限界まで膨れ上がっていたと思っていたペニスがさらに勃起する。
ユキトは頭を振り、奇声に近い絶叫を上げ、なんとか意識を逸らそうとする。
「逃さないよ」
篠川は指の輪っかを小さくし、締め付けをキツくしてさらなるお仕置きを執行する。
グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ!!!
「うあああああああああああああああっ!!?くそっ!?やっ!!?やばぃっ!!?やばぁぁぁぁぁっ!!」
形容し難い悪魔のような快楽の波が亀頭に、カリクビに、裏スジにいっぺんに襲い掛かる。
「ほら…イけ」
手コキクイーン篠川は命令を下し、収縮したタマに爪を吸い付かせ、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐった。
「はっっっ!!?うわぁぁぁぁああああああああああああ!!?」
タマに予想だにしなかった刺激が這い回り、全身から力が抜け、先端からそれは飛び出した。
「す、すごい量!」
「流石、篠川様!」
客席から次々と歓声が上がる。
「ありがとう。でも…」
篠川は、一瞬だけ客席に笑顔を見せると…またすぐにユキトに悪魔のような顔を見せた。
「もっとたくさん吹かせるには…やっぱり…」
こちょっ!!
「はぅぅ!!?」
イッたばかりのタマに、ツルツルの爪の感触が走り、意識が朦朧としていたユキトは完全に覚醒した。
「まだ終わってない…よね?睾丸こちょこちょこちょこちょこちょこちょ地獄で…ぜーんぶ搾り出さないと…優勝はできないから」
篠川が竿の根元を掴み、もう片方の手の指をこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょと蠢かし、タマに近づけていく。
「ぃっっ!!?ま、待って!!待っで!!まじでっっ!!それはっっ!!!」
さっき引っ掻かれただけでよく分かった。射精直後のタマをこちょこちょされるのは…死ぬと。
ユキトは必死にもがいた。だがどれだけ暴れても、拘束具がガシャガシャと揺れるだけだ。
ユキトは細い身体に詰まった全ての筋肉に力を込めた。
「ほぉら…トドメのタマタマこちょこちょ地獄だぞぉ〜」
こちょこちょこちょこちょこちょこちょ…蠢く処刑の指がついにタマに触れる。
篠川は指をふわりふわりと動かし、爪の先と爪の表面でゾワゾワとタマを撫でた。
「ふぎぃぃぃぃっ!!?」
不気味なくすぐったさがぞあぞあとタマに走り、ユキトの身体から力が抜ける。
その一瞬の隙をつき、篠川は爪をタマに吸い付かせ、カリカリカリカリ!!コチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョ!!!っとくすぐり掻き回した。
「ぎゃぁぁああああああああああああああっ!!?うわぁぁぁぁあああああああはははは
ははははははははははははははははは!!?死ぬっ!!?死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅぅっ!!」
喉が潰れようとも、喚かずにはいられない悪魔のくすぐったさがタマにこちょこちょこちょこちょと刻み込まれる。
ユキトの身体が、制御できずにガクガクと震え、拘束台さえも大きく揺らした。
「ほらほらもっともっと刻んであげる。いっぱい濃厚なの出せるようにねー…こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょぉー」
篠川は早口言葉のようにこちょこちょと歌いながら、素早く滑らかに指をうにょらせ、爪の先で器用にタマをなぞるように掻く。
カリカリカリカリ!!
こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!
「いぎぃぁぁぁああああははははははははははははははははははははははははは!!?ごめんなざぃぃっっ!!ごめんなさいごめんなさぃぃぃぃぃっ!!!」
爪による悪魔の引っ掻きくすぐりのその一つ一つが精神を破壊してしまうほどに強烈であった。
ユキトが気を失いかけた時、
「おおおお"っっ!!?」
篠川はすかさず、亀頭を掴んでグリグリとコネ回した。
「はぅぅぅっ!!?んぉぉあはははははははははははははははははははははははははは!!?」
敏感になっている亀頭をあの手のひらや指の腹でグリグリと撫で回され、くすぐったさが全身を突き抜け、ユキトは覚醒した。
「…トドメにいくよ」
篠川は、竿に爪を立ててゾワァーっとなぞり下ろし、再びタマを十の指と爪で包囲した。
「捕まえた」
篠川は指関節を折り曲げ、爪の先をぎらりと光らせる。
「はぁはぁっっ!!待っで!!もう降参っっ──」
「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョー!!!」
篠川の狂気のこちょこちょソングと共に、指は本気で暴れ出し、爪の先がタマを貪り始める。
「あわぁぁぁぁぁあああああああああああははははははははははははははははは!!?あっ!!?あはは!?あはははははは!!?うぁぁぁああああああああああっ!!?」
ユキト一人の肉体ではとうてい受容しきれないレベルのくすぐったさが小さなタマに刻み込まれ続け、ユキトはついに白目を剥いて舌を垂らした。
爪の感触と共にタマにこちょこちょこちょこちょと注がれるくすぐったさが、ドクドクと竿の根元を躍動させる。
そして。先端から、既に出し切っていたはずの精液がどろどろと溢れ出した。
それはさっきのものよりもずっととろみのある濃厚な液体だった。
また、歓声が上がった。
優勝は、篠川となった。
ぼたぼたと竿から濃厚な精液を垂らしながらユキトは痙攣していた。
絶対に。絶対に。帰ったら絶対に通報してやる。そう決めていた。
朦朧とする意識。霞のかかった視界に、何やら女たちが集まって来るのが見え、ユキトは飛び起きた。
まだ、分娩台に拘束されている。
「な、なんだっ!?はぁはぁっ…」
篠川を含む十人の女がユキトを取り囲んでいた。
「優勝者担当の男の子として…記念トロフィーとなってもらいます」
黒服の女が冷たい口調で答えた。
「はっ!?トロフィー!?」
ユキトの脳裏に、あの女神像に縛り付けられていた黄金の少年の姿がよぎった。
ちゃぷちゃぷ、とろとろと音がした。
見れば、女たちが桶にたっぷり溜められた黄金のローションを手に纏わせていた。
「お疲れのところ悪いけど…最後にもうひと悶絶してもらうからね」
篠川が黄金に染まったヌルヌルの指を見せつけた。
「あれだけイかされた後って…どれだけ悶えるのかな」
篠川の隣にいるピンクヘアの女が歯を見せて笑う。
「気絶とかさせないから…そのつもりでね?」
ショートヘアの女が手首まで黄金のローションを塗り込みながら言った。
黄金の指が、爪が、近づいて来る。
「はぁはぁっ!!くそっ!!くそっ!!やめろっっ!!やめっっ…お願い…やめてっっ…やめてくださっ──」
恐怖で心がへし折れ、涙ながらに懇願するユキト。
だが、その涙声はすぐに笑い声へと変貌させられた。
百を超える黄金の指たちによって。
「ひぃぁぁぁあああああああああああああ!!?あはははは!?ひひひひひっ!!?待って!!待っでぇぇぇ!!!」
様々な手のひらや指の感触がユキトの全身を滑り回り、黄金のローションを塗り込んでいく。
「まだこちょこちょしてないのにこれ?」
「それじゃあいくよ?」
女たちが一斉に、すぅと息を吸い込む。
そして。
「コォチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョコチョォー!!!」
百の黄金の指と爪がユキトの腋の下に、首に、胸に、乳首に、腹筋部に、横っ腹に、脇腹に、骨盤に、鼠蹊部に、タマに、膝に、足の裏に食らいつき──こしょぐり倒し始めた。
「あわぁぁぁぁぁぁああああああははははははははははは!?やめっっ!!?あっっ!!?死ぬっ!!?死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬぅぅぅ!!!うわぁぁぁぁああああはははは!?」
死んだほうがマシ。そう思うほどのくすぐったさが、無数の指や爪の感触と共に全身の弱点を這い回った。
篠川は腋の下をクチュクチュと指の腹でスクラッチし、ピンクヘアの女は乳首を細かくこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょとくすぐってくる。
「ぎゃぁぁあははははははははははははは!!?あっっ!!?あああああああああああああああ!!!ゆるじでっっ!!許してぇぇぇぇぇぇ!!!」
黄金に染まりながら、ユキトは子供のように泣きじゃくる。
横っ腹は爪の先で素早くコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショコショとくすぐられ、足の裏は土踏まずを削るように責め抜かれる。
気を失えば、すぐに黒服による強制覚醒ツボ責めが待っている。
逃げ場などない。
文字通りの地獄。
女たちは涎を垂らしながら、ユキトという極上の獲物を黄金に塗り込み、爪と指を這わせて悶え殺していく。
数時間後、最上階のホールには、黄金のトロフィーと化したユキトがしばらく飾られていた。