異世界転生したらホモしかいなかった件
🕑 Added 2024-12-21 08:43:55 +0000 UTC
目が覚めたら見知らぬ天井だった。
「兄貴!?」
声がした方を振り向けば、大学受験を控えてここのところピリピリしっぱなしの弟の賢二がいた。
「どっか痛いとかないか?はやく親父に知らせないと!そのまえにナースコールか!?」
メガネの奥にうっすらと涙を浮かべたような顔をした賢二は、ふだんのクールぶった姿が嘘みたいにうろたえていた。
やがて男の看護師がきた。なんかいろいろとされ、男の医者もきて、そんで気づいたら賢二もいなくなってて夜になってた。
どうやらおれは事故にあったらしい。そして果たした奇跡の生還というやつ。
なんだかすごく疲れていた。消灯と同時くらいに、その日はすぐに寝た。
もしもーし…
どこからか声がする。目を開けると、霧にかこまれた場所に俺は立っている。
「あ、よかった。無事に接続できましたね」
目の前にはスーツの男。背中から悪魔みたいな黒い羽が生えている。
「あんた誰?」
おれがたずねると、男は「死神です」と笑顔で口を開いた。
「は?死神?」
「はい。あのですね。時間ないので手短かに説明させてもらいます。山田健一さん。あなたは異世界転生しております」
「は?」
「ええとですね。こちらの山田健一さんと、あなたが同じタイミングで事故にあったんですよ。で、飛び出しちゃった魂が戻ろうとして、間違って入れ替わって戻っちゃったみたいなんですね。なにせ同じ顔してますから」
「意味わかんないんだが」
「ええと…あなたがいた世界は男と女がいましたよね?」
「?あたりまえだろ」
「こっちには女性はいないんです。世界中男性しかいません」
「は?」
「で、大半の男性が同性愛者、ゲイですね。男同士で結婚して、子供も産まれます」
「いや、どうやってだよ」
「性行為をして天界のルーレットが当たるとオスのコウノトリが運んできます」
コウノトリまでオスなのかよ。
「で、ですね。ちょっともう、元に戻すことができない状態になってしまいまして…これからわたしあっちの山田健一さんにも説明しに行かなきゃいけなくて。だから、まあ、そういうことでがんばってください」
「ちょっと待て」
後ろを向いて飛び立とうとする男――死神の足をおれはとっさに掴んだ。
「ぎゃっ」と悲鳴をあげて、死神は墜落し、顔から地面に落ちた。
「困る。おれは普通に女でしか興奮しねえんだよ。こんな世界にいきなり放り込まれて、はいそーですかなんていかねえよ。元に戻してくれ」
「言ったでしょ」
地面に打ちつけたらしいおでこを真っ赤に腫らした死神が、うらみがましそうにおれを見あげた。「もう無理だって。それもこれもあなたが目を覚ますの早すぎたせいなんですよ。こっちだってリカバリーしようとやれることは必死でやりましたからね」
「知らねえよ。なんだよホモしかいない世界って。おれを返せよ」
「ホモって言葉、こっちで使わない方がいいですよ。『おまえは魅力的。セックスしてえ』って意味になりますから」
「なんだそれきめえな」
死神は逃げることを諦めたのかあぐらをかいて座った。
「大丈夫ですよ。魂は入れ替わっちゃいましたけど、体はこっちの世界の山田さんのですから。小さい頃からホモセックス漬けで生きてきた経験値がたまってます。人間なんてね、簡単に適応するもんです。あっちからきた山田さんもすぐにホモセックスのとりこになりますって」
「ならねえよ」
小さい頃からホモセックス漬けという恐ろしいワードを聞いた気がしたが、おれは聞かなかったことにした。
「じゃあ試してみます?」
死神がそう言って急にエロい顔で笑ってみせた。
おれは不覚にもドキリとした。
そういえば、こいつちょっと顔が整ってる。
「なっ、なにをだよ?」
動揺を悟られないようにおれは強がった返事をした。
死神はスーツの股間にあるチャックに手を伸ばし、スーッとそこを開いた。
赤黒い、立派なちんぽが姿をあらわした。
「ほら、山田さんも反応してる」
死神がおれの股間を指さすと、入院着の股の部分がもっこりと盛り上がっていた。
「…ちがっ!!」
おれはとっさに手を当ててそれをかくそうとしたが、綿の素材が亀頭にこすれて快感がほとばしり、「んひっ!」と変な声をあげて背骨をのけぞらせてしまった。
「ちがくないでしょ。ぼくのちんぽ見て反応してんだから」
死神は怪しい微笑を浮かべながらおれのまえにひざまづいた。
そのまま入院着の合わせ目を開く。
おれの勃起したちんぽが姿をあらわした。
「うわー、エロいですねえ。じゃあ、いただきます」
死神はそう言っておれのちんぽをパクりと咥えてしゃぶりはじめた。
そのあまりの超絶技巧の舌技に翻弄され、「ちょっ、待てっ…」と抵抗してみせながらもおれは3秒で死神の口内に射精してしまった。
「濃厚ですねー。まあ五日間寝てましたもんね。それでも溜まるもんは溜まりますし」
死神はペロリと舌で唇を舐め回した。
「おまえ…飲んだのか?」
おれはおそるおそる聞いた。
「飲みました」
平然と答えられて、おれは赤面した。
「ふざっけんなよ!」
「ああ、心配しないでください。ぼく元々は淫魔なんで、すっごい美味しくいただきました!」
「死神じゃなかったのかよ!?」
「うるさいですねえ。いまこっちも人手不足なんですよ。あっ、でもすごいいっぱいエネルギー補給できました。これならあっちの山田さんのとこまで飛んで行かないでもワープできそう」
死神はキラキラと光はじめた。
おれの精液をエネルギーとしておこなわれるワープなど見たくなかったおれは、必死で「待て待て、やめろやめろ」と抗議したが、死神はもはや聞いていないらしかった。
「じゃあ、そろそろぼくは行きますね。こっちでホモライフをエンジョイしてください」
そのまま眩しさにかき消されるように死神は消えた。
「嘘だろ…」
おれは一人残されて呆然と呟いた。
急に、なにかベルのような音が聞こえてきた。
電車が発車するときみたいな…
俺の意識はそこでとぎれた。
目を覚ますと看護師が爽やかな笑みを浮かべて「おはようございます!」と言いながらベッドをくぎるカーテンを開けたところだった。
「山田さん。よく眠れました?」
そのままワゴンを押してベッドのそばまでやってくる。
「体温はかりますね」
看護師が体温計を取り出した。
そしておれの入院着をゴソゴソとまくりはじめた。
「あ」
看護師がなにかに気づいたらしかった。
「山田さん、オナニーしました?」
おれは驚いて股間を隠すように足を閉じた。
「全然大丈夫ですよ!五日も寝てたら溜まりますよね!でも言ってくれたらいつでもお手伝いしますから。消灯後にやっちゃダメですよ!」
満面の笑みでとんでもないことを口にする看護師におれは「あの…」とたずねた。
「女性の看護師さんっていないんですか?」
「ジョセイ?」
看護師は不思議そうに首を傾げた。
「えっと、女の人です」
「オンナノヒト?」
どうやら本当にわからないようだった。
「あの、おれが前いた世界では男だけじゃなくて女っていう性別もあって。で、男と女で恋愛したりセックスするのが一番数が多くて…でもこっちの世界には男しかいないって聞いて…あの、昨日死神って名乗る男がそんなようなことを…」
言いながらおれはだんだんと口ごもった。
なんだかただのやばいやつになったような気がする。
看護師は真顔でおれの話を聞いていたが、きゅうにまたニカっと音がしそうなほどの笑みを浮かべた。
「ちょっと先生呼んできますね!」
あ、待って。行かないで。いまの嘘。嘘です。
おれは看護師にそう言いたかったが、彼は脱兎のごとくさっそうと駆けて行ってしまった。
自分の手には負えない重症な患者と思われたのかもしれない。
看護師が医師と戻ってきた。二人とも深刻そうな顔をしていた。ああ、ダメなやつだこれ。
「山田さん。あなたの性別を教えていただけますか?」
医師が口を開いた。
「男です」
おれは取り調べを受けるような暗い気持ちで答えた。(受けたことないけど)
「これまで性行為の経験はありますか?」
「あります」
「お相手はどんな人でしたか?」
「……男です」
医師はふむと言って顎に手をあてながらなにか考えるそぶりを見せた。
なんか、このまま集中治療室とか入れられたら最悪だと思っていたおれはとっさに口を開いた。
「あの、おれ変な夢みたんですよ。それで不安になって看護師さんに聞いてみたんですけど、ちょっとおれの言い方が悪かったみたいで、おれが夢と現実の区別がついてないみたいに受け取らせちゃったみたいで。大丈夫です。記憶喪失とかそういうのじゃないです」
医師と看護師は顔を見合わせた。
「なんともないのならよかった」
医師はおれに微笑んだ。優しい顔をしていた。その優しさが苦しかった。
「ごめんなさい。ぼくがちゃんとお話を聞くべきでしたね」
看護師が申し訳なさそうな顔をしている。なんだか悪いような気になってくる。いや、実際に彼はなにも悪くないのだけれど。
「わたしは戻るよ」
医師が軽く手を振って去っていく。「すみませんでした」と看護師が頭を下げてそれを見送っている。
あー、悪いことしたな、と思った。
でも悪いのは望んでもいない異世界転生なんかさせた死神たちのせいだ。
「大丈夫ですか?」
おれは看護師にそう聞いた。
看護師はくるりとこちらを向くと、またニカっと爽やか全開の笑みを浮かべた。
「もちろんです!むしろすみません。もっとちゃんとぼくがお話を聞いていればよかったのに。不安になっちゃいますよね」
「いえ、とんでもないです」
そのあとは黙々と体温や血圧を測られた。
入院着を着替えさせられているとき、おれは彼の視線がおれのちんぽにチラチラと向いているのに気づいた。
「なんか変ですか?」
おれは不安になってたずねた。
こっちの世界ではちんぽはもっと特殊な形状をしているなど、おれも知らない(そしてあの死神が説明し忘れた)ことがあったのではないかと不安になったのだ。
「いや、全然そんなことはありませんよ!」
看護師はぶんぶんと手を振って否定した。
「ただ…」そう言ってまたおれのちんぽに目を走らせた。「おっきくて…」
その目がうっとりとしていることにおれは気づいた。
あ、そういう雰囲気だ。とすぐにわかった。
一応、前の世界ではそこそこにモテた。25歳の年齢にして、経験人数は100人近かったと思う。
そう、おれはヤリチン だった。
だからこそ、この看護師がおれを欲しがっていることがわかった。
「しますか?」
おれがそうきりだすと、「いいの?」と看護師が潤んだ目で答えた。雌の顔だ。この世界にはいないらしいけど。
「いいよ」
おれがそういうと、看護師はおれのちんぽの手を伸ばし、いとしむみたいに撫でた。
ムクムクとそれは大きくなった。
大きくなったそれに、看護師は小さな声で「いっただきまーす」と言ってむしゃぶりついた。
舌技はまあまあだ。昨日の死神ほどではない。これまでの相手とさほど変わらない。
これならこのセックスではおれが主導を握れるだろう。
おれは看護師の尻に手を伸ばす。
触れた瞬間、看護師がびくりと身を震わせる。
「挿れていい?」
おれがわざと低く抑えた声でそう囁くと、看護師はこくんとうなずいて白衣の下をずりおろした。
形のいい筋肉質な太ももと尻があらわになった。
おれはアナルセックスなんてしたことがなかったはずなのに、指が自然と尻穴をほぐしはじめた。
「ああっ…」とせつなそうに看護師が鳴いた。
こっちの世界では、尻がまんこと同じ役割を持っているらしい。
ヌルヌルとした透明な液体がつぎつぎと溢れ出てきた。
「赤ちゃんできちゃうから…」
そう言って看護師が白衣の胸ポケットからコンドームを取り出しておれのちんぽに装着した。
セリフだけ聞いたら女相手のセックスみたいだが、彼は筋肉質で爽やかな短髪の男だ。
ゴムをつけたちんぽを一気に挿入した。
指でほぐすだけですぐにとろけたケツマンコを持っている彼なら、こうしても大丈夫だとおれは確信していた。
「あああ!」
看護師青年は悲鳴のように喘いだ。
病棟中に響き渡りそうな音量だったが、おれは気にせず騎乗位で跨る彼に腰を打ちつけた。
「だから言ったでしょ。体が覚えてるって」
昨日の死神の声が聞こえた気がした。
「いくぅううう!いっちゃうううう!」
看護師青年が触れてもいないちんぽから射精した。
精液がおれの腹やベッドにまきちさられた。
「なんだ。なにかあったのかと思ったぞ」
先ほどの医者が様子を見に戻ってきていた。
「元気そうだな。今日で退院できるんじゃないか?」
そんなことを言いながら、医師も白衣からちんぽを取り出してしごきながら近づいてきた。黒光りした亀頭がエロかった。
ここではこれが日常なのだとおれはわかった。好きなときに好きなだけセックスする。男同士で。
医師がおれの尻穴に手を伸ばしてきた。
「なああ!」
おれは変な声を出してしまった。
医師は巧みな指さばきでおれの尻をほぐした。
自分の尻穴から我慢汁のような液体がどろどろ漏れ出ていくのがおれにはわかった。
やがて医師のちんぽが添えられた。
「わたしは息子が3人もできてからパイプカットしてるから子供はできないから安心しなさい」
そう言いながら医師はおれの尻穴にずぶりと潜り込んできた。
ちんぽは看護師の尻のなか、尻には医師のちんぽ。
おれはおかしくなりそうなほどの快感に包まれた。
「んはああああああっ!!」
「ひいぃっ、ひいぃっ!!」
おれと看護師は同時に悲鳴をあげて精液をほとぼらせた。
40くらいのダンディな医師は鍛えているのかおれを軽々と看護師ごと抱き起こし、尻穴をズブズブと犯した。
おれは自分が変態に生まれ変わったことを知った。
まるで天国にいるみたいだった。
「いくぅぅぅっ!!いっちゃうぅぅぅっっっっ!!」
興奮でおれは叫んだ。
「おらっ、とっとといっちまえ」
医師がおれの乳首をぎゅっと掴むと、おれはまた射精したのがわかった。
快感でわけがわからなかった。
ひと段落ついたころ、荒い呼吸を整えていると弟が病室の入口からこちらを見ているのがわかった。
医師がニヤリと笑って手招きした。
弟の学ランの股間はもっこりと膨らんでいた。
「学校遅れる…」
弟はそう言いながらも近づいてきた。
「雄交尾で遅刻くらいしておかないとつまらん人間になるぞ」医師はそう囁いた。「おれも学生の頃はそんなこと何度かあった」
弟のまだ未熟なちんぽがむき出しにされた。おれたちは四人で昼になるまで交わりあって絶叫していた。
様子を見にきた患者や看護師や医師たちが混ざって行ったり、おれたちの隣のベッドでセックスをはじめることもあった。
死神の言葉通り、おれは一日にしてこの世界に適応した。
退院したおれが弟とともに家に帰る途中、電車や駅で何十人もの男たちが交尾に耽っているのを見ることとなる。
家に帰れば退院祝いと称して親父やおれの友人たちが訪れ、翌朝まで全員でホモセックスに励んだ。
「ホモセックス最高!」
おれがそう叫んだ瞬間、おれに尻を犯されていた弟が凄まじい雄叫びをあげながらトコロテンで射精した。