モッツァレラチーズは水牛から作られる 中編
🕑 Added 2023-11-25 05:30:00 +0000 UTC
「なによこの手! こんなの……! ああもう、訳が分からない!」
俺への文句をあきらめて、急いで服を脱ごうとする愛奈。正しい判断だ。
だが、ちょっと遅かったかな。
すでにほとんど蹄となっていた両手では、かろうじて上着を脱いでおくのが精いっぱい。
それでも何とかふくをぬぎ切ろうとする愛奈だったが、運が悪いことに、顔の変化が始まってしまった。
人間が動物に変身する場合、最初は体が徐々に大きくなって、そのあと手足の先っぽの方から変化していく。
そして、手が蹄になったくらいで、いよいよもって顔の部分が変化するようになっているのだ。
「んむっ、ちょっと……これっ……」
流石にこの変化は強烈で、うちの彼女もその感覚には声を上げた。
「なに、これっ、私の顔……っ、どうなってるの、鼻先が、突っ張ってきてるみたいに……っ、んッ……」
「……まあ、その通りだな。ほら、鏡」
「やだ、みせないでっ、もう、いやあっ」
しかし、そんな彼女の願いは何一つとして敵わない。
何を言おうが彼女の変化は続くし、何を言われようが俺は彼女の前から鏡を追い払うことはない。
自らの変化をまざまざと見せつけられながらも、彼女の鼻先は見る見るうちに伸びていく。
「やああっ、やめっ、もうやめっ……もうやもおおおっ……」
顔が変わると同時に、声帯まで変化してきているらしい。人の言葉の中に、動物の言葉が混じるようになってきた。
「んもおおっ、やめてっ、へんなこえきくなもおおっ」
蹄で必死に下着を脱ごうともがきながらも、しかしその骨格は明らかに四足歩行のそれに向かってきていて。
「くふっ、あっ、もおおっ……パンツとブラジャーもうぬげないもおおっ……からだっ、へんにっ、もおおおおっ」
ついに立つことができなくなった彼女は、四つん這いの姿勢のまま、自分がどんな姿になるのかを、恥ずかしそうな顔をしながら、
「もうっ、嫌っ、もう、モオオオオオオッ」
四つん這いと化した彼女の体から、ばさあっと毛が上がってくる。
「はいはい、ちょっと待ってて」
流石にこのままではあんまりなので、俺は立ち上がると、何とかまだ壊れていなかったブラをはずして、パンティーもずらしてあげる。
「やアアンッもおおおっ、モオやめえっ、モオオオオっ!」
「大丈夫、脱がすだけだから、ほら、尻尾も立派なのが生えてるし
「モオオオオオオッ、モオオオオ」
感謝をしたいのか、それとも文句が言いたいのか、さっぱりわからないが、とりあえず人の言葉は出せなくなったらしい。
そんな愛奈の体をよしよしとさする俺は、そのまま彼女の体をチェックする。
ふむ。思ったよりも大きくはならなかったが、確かにこれならどこからどう見ても恥ずかしくない、立派な水牛といえるだろう。図鑑と姿がほとんど同じだ。
……まあ、変身した本人はどう見ても恥ずかしそうだけど。
服を脱ぎ捨て真っ裸で、体中の恥ずかしいところをあらわにしているのだから、そこにツッコミを入れてもしょうがないのは事実だが。
「まあいいや。複雑に考えてもしょうがないし。やることやってしまったほうが考えなくてよさそうだし」
「モオオオオオオッ」
「ハハッ、そんなに怒らないで。ちゃんと気持ちよくしてやるから」
軽く笑って見せた俺は、水牛の秘所に、手を突っ込んで。
「ンモオオオオオオ! モオオオオ!」
案の定水牛の大声が聞こえてきて、苦笑いを作るとともに、内心すごく興奮した。
普段の彼女も喘ぐときは喘ぐが、それもここまで野性味あふれるものは聞いたことがない。
というか、四つ足で抵抗すらできず、俺に後ろからされるがままというのも、非常にその、そそるものがあった。
「やっぱり水牛ともなると、おマンコもおっきくなるんだなあ。それ、それっ」
「ンモオオオオオオ、モオオォ……!」
そして、人の声を上げることもかなわず、あくまで牛として喘ぎ声をあげる愛奈。
快楽と困惑が垣間見える彼女に、俺は手早く説明だけ済ませておく。
「いやほら、一応乳しぼりって妊娠した牛の乳だろ? だからほんとは妊娠した人間で実験すべきだったんだけど、流石にお前をすぐすぐ妊娠させるわけにもいかなかったし。だからまあ、魔術を少し改良して、エッチな気分になれば想像妊娠で母乳が出るようにしたというか」
「モオオオオオオッ!」
「まあ、そんなに怒るなって。ほら、快楽に身をゆだねていいんだぞー? 俺の手が、お前のマンコを後ろから、くちゅくちゅってかきまわして……」
「ンモッ⁈ モオオオオオオ……!」
俺がささやいてやると、一瞬だけびくりとした水牛は、そのままあきらめたように前足を折り曲げる。
牛の姿とは言え、いつものベットシーンを想像した俺は、何のためらいもなく、彼女を犯すことにして。
そして、俺の動きに合わせて、牛としてはあり得ないほどの、甘い声を上げ始めた。