うちの長靴たちはやかましい ③
🕑 Added 2023-02-04 05:30:00 +0000 UTC
(らめええっ、そんなにぬきさししちゃらめえっ!)
「はは、やっぱりこれが気持ちいいか。まあ、そうだよなあ」
(やらああっ、おちんちんっ、抜き差しされてるみたいでっ、ピストンされてるみたいでっ、これ、これダメっ、ダメだようっ、ダメええっ……!)
「はは、そうかそうか。そんなに気持ちいいか」
(うんっ、うんっ、すごいようっ、おにいちゃんのおっきいのが、でたりはいったりしてっ、これっ、きもちいいのっ、ああんっ!)
なにせ、人間と違って、相手は長靴だ。人の足がすんなりと入るようにできているし、すっぽり入ってすっぽり抜ける。
ただ、その分出たり入れたりをするには、これ以上ない道具である。
(あんっ、これっ、これダメっ、お兄ちゃんっ、私っ、もうイクっ、イッちゃう……!)
「……そうか」
その言葉を聞いた俺は、足を抜いて、右長靴の反応を見る。
それはもう、明かに狼狽していた。
(やだああっ、やめないでっ、もっともっとっ、入れてっ、お兄ちゃんのっ、もっと欲しいようっ、入れてようっ、舞華のおマンコにっ、お口にっ、お兄ちゃんのおっきいの、欲しいようっ!)
「……わかったよ」
ここまで言われちゃ仕方がない。俺は右足を強引に長靴へ突っ込む。
(んあああっ、来たっ、きたアああっ、あんっ、アアンッ、ああっ!)
そうして再びピストンを始める。
こう実際やってみると、人間モードの舞華を相手にする時と、ほとんど変わりがない。
普段から俺とのエッチでは俺のチンコを求めてきて、すぐに入れて入れてと懇願するのだ。ゆったりしたエッチを好む桃子姉とは、そこが違う。
まあ、それでも、
(ああんっ、千秋お兄ちゃん、すきぃいっ、もっともっとっ、アアンッ、お兄ちゃんっ)
「……」
ここまでストレートに愛をぶつけて、しかも悶えてくれるのは、こいつの突出した個性、才能と表現してもいい。
「ここだな」
(ああんっ、そ、そこだようっ、すごいっ、お兄ちゃんの、全部が気持ちいいのっ、気持ちよくなっちゃうのおおっ!)
「……すごい乱れようだなあ」
(これすごいの、っ、人に戻れなくなるうっ、アアンッ!)
「……何ならずっと長靴になってもいいんだぞっ」
(やだああっ、お兄ちゃんのおちんちんも欲しいのっ、今夜は精液もほしいのっ……!)
「……そうかい」
ここまでエッチに純粋だと、むしろ好感が持てるというか。
「よしよし。じゃあ、絶頂するか」
(やああっ、もうちょっと、もうちょっとだけええっ……ああんっ!)
「ほら、ほらっ」
(やあっ、あんっ、おにいちゃんっ、あんっ、あっ、ふぁああああっ!)
長靴の右足。わが妹ながらよく変身してくれたものである。
奇妙な体を器用にびくびくとさせ、快楽に溺れる妹は、
(イクっ、イクイクイクっ、んあああああああっ!)
魚籠、ビクッ、と、二度の震え。膣内が閉まるがごとく、俺の足を締め付ける長靴。
(はあっ、ああっ……お兄ちゃん、大好きぃっ……)
そんなセリフを残して、右の長靴は二へらと笑ったように見える。
……さて、雨も晴れた。そろそろ帰ったほうがよさそうだ。
これでこの長靴ええ血を終了としてもいいのだけど、うん、やっぱり少しもったいない。
(……何か、すごく嫌な予感がするわね)
左の靴に変身中の桃子姉。さすがに勘が鋭い。
だが、こういう場合は自分から提案するのが吉なのだ。
「いい勘してるよ桃子姉。実はさ、最後に三人で、もう一回エッチしてみようかなって思って」
(……っ!)
その言葉に、桃子姉はどう反応していいかわからず、長靴の体をピシッと、こわばらせる。人間の姿だとどういう顔をしているのかは気になるところだ。
だが、
「いやなの?」
(そ、それは……)
「姉さんは、俺とエッチなこと、したくないの?」
(……ううっ、馬鹿……)
「どうなの?」
(……それは、その、したい、けど……)
もじもじしながらも、そんな答えが返ってくる。よし、言質は取った。
(んあっ、そ、そんな風に動かさないで……っ)
「おれが舞華にピストンしてるの、寝たふりして聞いてたくせに……」
(そ、それは、だって……ううっ、だってえっ……)
おっと、涙目になってるかな。これは。
「だからさ。ちゃんと三人で、気持ちよくなろう? ダメ?」
(……ダメじゃない……)
「よし来た。ほら、舞華。起きて」
(んああああっ、お兄ちゃん……んっ)
「もう一度エッチするぞ」
(んッ、するっ、お兄ちゃんと、エッチいの……)
寝起きながらにこの適応力。やはり舞華は侮れない。
が、これで舞台は整った。
「じゃあ、二人とも。限界って思うまで、いけるとこまでイカせてあげるよ」
俺の言葉に、両足がきゅうっ、と固くなった。