佐藤さんちの女子高生たち ①
🕑 Added 2020-12-26 05:30:00 +0000 UTC
佐藤さんちは、その名前の通り、というか苗字の通り、実にほんとうにどこにでもいる、どこにでもある、ありふれた家族でした。
お父さん、お母さん、息子、娘の4人家族、息子さんはもうすぐ高校生で、娘さんは中学生です。
いたって平和な、どこにでもある、日本人の代表のような佐藤さん一家。お父さんもお母さんも今時の両親といった感じでまだまだ若々しく、家族旅行にも積極的に出かけるなど、家族中も非常によかったと聞きます。
しかし、このような平和的家族にも、入れ替わりの魔の手は迫りました。
入れ替わりテロ。
近頃世界中で問題になっているテロ行為です。
お互いの人格を入れ替える技術が確立され早数年。悪い人ほどこういう近代科学を見逃しません。
偉い政治家と体を入れ替え国を掌握したり、社長と入れ替わって豪勢な暮らしをしたり、中には、気に入った女性を手に入れるために、旦那と入れ替わって本物の家族になろうとする犯罪者もいました。
勿論、これらはすべて犯罪ですし、みんな馬鹿ではありません、本人確認は今まで以上に厳格になりましたし、国の要人や権力者は、入れ替わりに対して警戒を強めることを怠りませんでした。
要するに、入れ替わりを使ってできる犯罪は、思ったほどはやらなかったということです。
・・・計画的なものは。
質が悪いことに、いえ、それ故に面倒なものがあります。テロ行為というものは、たいてい無差別に行われるものです。もちろん、政治的な主張を強引に通そうとするものがテロですので、目的こそありますが、たいてい無関係な誰かを巻き込んだり、警備のいい加減なところで、何も生み出さない破壊行為をするものがテロです。
そして、そんな無意味な行動だからこそ、読みづらかったり、対応や事前の食い止めが難しいというのも事実。
一つの町に、ふらりと現れたテロリストのもたらした災厄により、何の罪もない大勢の人々が犠牲になりました。
彼が適当に起動させた装置により、半径3キロ以内にいる、すべての人々の体が、ランダムに入れ替わったのです。
幸いにして、死亡者こそ出なかったものの、いまだに精神的、肉体的ショックから立ち直れない人もたくさんいます。
そりゃあそうでしょう。
なにせ、いままでだれしもずっと一緒だった自分の体が、他人のものになったのですから。
テロが起きた街では、ありとあらゆる人々が、年齢や性別の垣根を越えて、むやみやたらと入れ替わりました。
そりゃあもう、ぐちゃぐちゃです。
恋人同士の入れ替わりはもちろん、家族、上司と部下。警察と犯罪者まで、何もかもが入れ替わります。社会は混乱し、治安は一時期崩壊秒読みでした。
犯人は未だ捕まっていません。
…まあ、人類は強いので、たいていのことからは立ち直ります。
そんなこんなで一か月近くがたちました。
事件の爪痕はありますが、人々は前を向いてそれぞれの生活を歩み始めます。
この地域の住人たちは、早く自分の体に戻りたいと嘆いたり、新しい体になじんだり、より人生と楽しんだりと、さまざまな受け止め方で、日々を送っているとかいないとか。
もうお分かりですよね。
その中に、例の佐藤さん一家も含まれていました。
突如入れ替わりに巻き込まれた佐藤さん4人は、現在4人とも近くの女子高で、学生生活を行っています。女子高生グループと入れ替わったので、全員同い年の女子高生になりました。年齢差がなくなりました。
姿は変わっても家族は家族、その上からだとしても申し分ありません、みんなが近くにいる、それだけで十分とばかりに、楽しい学生生活を行っているようです。
では、現在佐藤さん宅に住んでいる四人は…
「ねえ、翔子みてみて、この子結構イケメンじゃない?」
「…あのねえ。そろそろ自撮りはやめたら?」
「いいじゃん、減るもんじゃないし。私じゃないし。目の保養にもなるしね。下の方も、結構いいもん持ってるんだよ?」
「…もう」
話しているのは、息子さんと娘さん。要するに兄妹の二人です。しかし中身は二人とも女子高生。
翔子さんは妹に、百合さんは息子になっています。
「いやー、男の身体ってのもいいもんだね。なんかついてるって感じがしてお得感があるよ。翔子もどうせなら、男と入れ替わった方が良かったんじゃないの?」
「そんなことないわよ。普通は彩夏みたいに怯えるに決まってるわ。百合の方が異常よ。」
「むっ、私のチンポガン見してるくせにー」
「それはそれ、これはこれよ。そ、それにしても、おおきいわね。男のひとって大きくなるものね。」
まじまじと翔子さんは、百合さんのチンポを観察しつつ、時々ペタペタとさわります。百合さんとてこの反応は想定外だったようで、半だちだったチンポは徐々に固く、大きくそり立っていきます。
「ちょ、翔子、そんなにがっついて触らなくても、見たいならそういってくれれば…っ」
「何よ、今更怖くなったの?それにしても、ほんとに立派なのが生えたわね。ええと、こうすれば気持ちいいんでしょう?」
「ちょ、まって、いきなりそういうのは…っ、ああっ…だめ、しごくのは、まだ、ちょ、まって…っ」
形勢逆転、その言葉がぴたりとあてはまったように、翔子さんは百合さんの息子を面白そうに撫でまわします。
「ふふっ、そうよねー。昔から百合はここ一番に弱いものね。ここが弱いのかな?」
「あっ、そこなぞっちゃ…ダ、ダメ…っ」
ソファーに押し倒され、妹に手コキされながら悶える兄の姿。
こちらもこちらで何というか、今の生活に順応しつつありました。
「ただいまー…なにやってんのさ、あんたら。」
ちょうどその時、お母さんが帰宅しました。勿論中身は、これまた女子高生。兄と妹のクラスメイト、羽衣です。
目の前で自分の娘、息子がアダルティーなことをしていては、普通の親なら卒倒するところでしょうが、あいにくクラスメイトですので、それほど動揺はありません。
半眼目で尋ねる母親に、妹が答えます。
「それがね、百合が翔太君の体で私に悪さしようとしてて。それで少しお仕置きしないといけないなって思って。」
「ち、違うの羽衣、私はちょっとからかっただけで、ひゃあっ、だ、だから助けて!あっ、やめて翔子っ、ああっ、にぎらないでっ!」
羽衣の目の前で、年頃の中学生男子が肉棒むき出しにしながら襲われています。
羽衣はしばらく考えた後、
「…これはこれでアリ、かな。」
「羽衣!?」
羽衣さんは翔子さんにつきました。趣味の一致とは恐ろしいものです。
そして、あ、でもと付け加えます。
「夕ご飯だけど、ファミレスで食べることにしたから。彩夏ともそこで合流することになって、だから百合。翔子で遊ぶのは後にしましょう。」
翔子さんはその辺の聞き分けもよく、
「ええ、そういうことなら。」
さっさと百合さんから手を放し、自分の衣服を整えます。一方の百合さんは、顔を真っ赤にしながらも、そり立ったままおさまらないチンポを、強引にパンツの中にしまいました。
「はあっ、はあっ…助かった。」
「あら?途中で止められてつらそうに見えるけど?」
「そ、そんなことない!」
羽衣さんはケラケラ笑います。
・・・そんなことないはずないですよね。