大きなお兄さんが好きです
🕑 Added 2020-06-24 15:41:58 +0000 UTC
「あーーーん!!兄ちゃん!!赤甲羅使うの、やめろよーーーー!!」
すぐ隣で上がる声をよそに、俺はしっかりと狙いを定めてボタンを押し、画面の中で奴が操作するキャラクターを狙い撃ちする。
ヒットした瞬間、隣の男児から一層甲高い悲鳴が上がったが、勝負の世界というものは非情である。
攻撃を受け、スリップしてしまった奴のキャラクターを追い越すと、悠々と一位の座を俺はこの手にしていた。
「もーーーーー、なんだよーーー兄ちゃんのバカーーーー!!!」
「バカじゃねーよ、当たり前のことしただけだろーが。」
ぽかぽかと肩を叩いてくる小さな拳の感触が逆に心地良くって、不意を突いて抱き寄せて脇腹を擽ってやると男児は…東海斗(あずま かいと)は身を強張らせてけらけらとはしゃいだ。
ちなみに兄ちゃんと呼ばれているが、俺と海斗の間には特に血縁関係は無い。
もう大学生の俺からすると、小学生の海斗の事を「年の離れた友人」と表現するのはなんだか情けないような気がするが、よくよく考えても他に言いようが無いような気がしなくもない。
いやいや、そこはぜひ「兄貴分」と言ってもらいたい。
実際、兄ちゃんという呼び名通り海斗にとっちゃ俺の事は兄貴みたいなものなのは確かだろう。海斗には血縁上の兄貴はいないらしいし。
こーの生意気に俺を見上げてくる大きなくり目の持ち主……海斗と、俺が初めて会ったのは1年ほど前。
某玩具売り場のカードゲームコーナーだった。
偶々同じシリーズのゲームを愛好していた俺達は自然と同じ卓を囲む機会が増えて、こうして当たり前のように俺の部屋で一緒に趣味の時間を過ごすようになった。
俺が講義かバイトの無い時には大体うちに転がり込んできて、こうしてカード談義やらゲームやらに耽っている。
小学生とは言っても、もう5年生か6年生になるっていうのにこの暇の持て余しぶりからして、受験組では無いのは確かだろうな。
いずれにしても中学高校に入ったら色々大変だろうし、今のこの時間は子供らしく好きに遊んで過ごすというのも悪くはない。
弟のいない一人っ子の俺からしても海斗は今やそれに準じた存在になりつつある。
ふああぁ、とでっかい口を開けて欠伸をする海斗のことを、兄代わりとして微笑ましい気持ちで見やっていた。
「兄ちゃん、なんか、お茶かジュースか貰ってもいい?」
「おう。冷蔵庫にラムネあるから、飲んでもいいぞ。」
「うん、ありがと。」
海斗が好きなのを知っているから、冷蔵庫にはいつもラムネを何本かストックしていた。
我ながらいい兄だなあ、なんて悦に入りつつ隣に戻ってきて、冷たいラムネの瓶にこくこくと口を付ける海斗の頭を軽くかき撫でてやった。
それを海斗も特に気にするでもなくされるがままになっている。
弟も妹もいないから知らないけど、これぐらいの子供の髪ってみんなこんなにさらさらして心地いいもんかな。
俺が小学校高学年の頃なんて既にむさ苦しかったような気もしなくも無いが、当時の俺も大人からしたらこんなあどけないもんだったのかもしれない。
「ゲーム、飽きちまったか?」
俺が聞いてやると、ラムネの瓶は口に付けたまま、海斗はうーんと軽く唸った。
「………まあ。」
小首をかしげながら海斗がそう言うと俺は思わず喉を鳴らして笑った。
このやり取りも、俺達の中ではもはや暗号みたいになっていた。
儀式を済ませると、まずは俺の手が海斗のパンツに手をかけてボタンを外していく。
すると、海斗がその俺の手を制してパンツを下ろしていった。
初めて見た時には子供らしいブリーフだった下着は、今ではいっちょ前にトランクスに変わっていてそんな変化も俺の目には微笑ましく映る。
トランクスも下ろしてしまうと、まだつるつるした下腹の下から皮かむりのガキンチョがぷるんと元気よく飛び出して、それを指先で摘まんでやると海斗は反射的にぴくりと身を強張らせた。
そんなカイトの反応も楽しみながら、軽く皮を剥いてやると、淡いサーモンピンクの頭が全容を露わにして、俺の事を挑発してくる。
あんまり誤解されたくはないんだけれど、俺はこういう「可愛い男の子じゃないとダメ」みたいな、俗に言う「ショタコン」というやつではない。
普通に女の子の大きなおっぱいとかが普通に好きな健康な男ではあるんだが、けど、一度こうして手を出してしまうとこれはこれで男の子ならではの可愛さというものも理解してしまうんだから、人生何があるか分からないもんだ。
「兄ちゃん……はやくー…。」
なかなか手を付けない俺に焦れた海斗が自分から腰を掲げてくると、俺はハイハイと摘まんだ芋虫チンチンを軽く扱いてから舌を這わせてやった。
慣れ親しんだ幼いチンチン臭と、思いの他こりこりと硬い亀頭の感触をそれなりに楽しんでやると、嬉しそうな海斗の息遣いが弾んで、さらに口いっぱいに咥えこむ。
「ううぅ…っ…ん…っ…」
先っぽの方をちゅう、と強く吸ったり舐めまわしてやると分かりやすい反応を返してくれる海斗に、俺も色々煽られて益々舌の動きに拍車がかかる。
…って、何も、俺は初めからこういう如何わしい事をするつもりでコイツを自宅(という名のぼろアパート)に囲い込んだわけじゃない。
でも、似たような経験をしてる奴って結構いると思うんだよな。
カードゲーム人口って年代問わずけっこういるから、こうして自分ちで一緒に遊ぶようになっちゃった年の離れた弟分なんてのが出来るのって珍しい事でもないと思う。
そして、たまたま隠してたエロ系の雑誌を見つけられて、聞かれるままに答えちゃったり、ついついこうして実践に臨んじゃったりっていうのもな。
まあ、俺もそこそこ、それなりにかっこいい兄ちゃんやってるから、そのおかげで成り立ってるってのもあるかもだけど。
自分以外の奴のちんちんをこうして弄る機会っていうのも、思えば中々無いよな。
普通に暮らしてたら当たり前だけど。
「ぁ……やっ……ああぁぁん……っ…うぅ……っ…。」
口から一度放した海斗のちんちんは、いい感じに俺の唾液をとろりと纏ってそれを軽く擦りたててやると、すーぐに嬉しげな声を立てながら身を捩っていた。
ちんちんを弄るとキモチイイって、ちょうどこれくらいの年に覚えるよな。コイツの場合は、覚え方がちょっと特殊になっちゃってるけど。俺のせいで。
俺の唾液と、自分自身が分泌する液が混じって、くちゅくちゅと小気味いい音を立てていると、海斗の喉から一際甲高い声が上がって、ちんちんからはぴゅるり、ぴゅるり、と少ないけど濃くて艶やかなミルクが漏れた。
それを、快感に夢中で吐息を荒げている海斗のちんちんに擦り付けるように扱いてやると、刺激の強さに落ち着きを無くした海斗の腰の動きを目で楽しんだ。
「ほら、カイト。」
「ん………。」
名前を呼んで促してやると、今度はカイトの方が下着から俺のチンポを出して、そこに唇や舌を添えていく。
流石にいくら子供相手だとしても、野郎相手に一方的に抜いてやって終わりにするほど俺はお人好しじゃあない。
「はむ………くちゅ……んむ…っ……。」
そして、いくら野郎でも子供にこんな事をさせてるっていう背徳感が俺の股間を直撃して、たどたどしい小さな舌の動きに益々元気になってしまう。
俺の物を食むカイトを、そのまま好きなようにさせながら俺も小ぶりな桃の尻をこっ開いてやる。
ちょっと前なら随分恥ずかしがっておどけていたはずのガキンチョも、今となっちゃ慣れたもんだ。
自分から大股を開いて、俺の眼前に晒されたケツの穴の、そのピュアな色具合に俺は毎度笑いそうになってしまうんだが。
このまま直接舌を這わせても俺的には構わない色艶なんだが、それはカイトの方が嫌がるのは分かってるので、唾液を絡めた指で入り口のところをなぞってやると、目に見えて分かるほどカイトの肛門はひくひくと震えた。
「はぁ……あう…っ……にいちゃ…ぁ…んっ………。」
何本か指を増やして浅いところを出し入れしてやると、カイトの口からは早速切ない声が上がった。
ったく、エッロい声出しやがって…。
もっと太くて熱いものを欲しがってんのか?まあそうなるようにしたのは俺なんだけども…。
「おい、どうした?口が動いてねーぞ?」
わざとけしかけるように腰を突き出してやると申し訳程度に舌を動かすけれど、身が入ってないのは明らかだった。
その場しのぎのごまかしじゃなく、カイト(コイツ)なりに一生懸命なのは、性格的に知ってるけどな。
しょうがねえな。
カイトの方からは見えない場所で小さく口角を上げると、俺は上に乗っかってたカイトのケツを、というか体をそのままソファの上まで担いで、天井を向かせてやった。
「入れてほしかったら、自分で入れやすいようにケツ穴、拡げな。」
「うん………。」
こっくり、と頷くと、カイトの方が勝手に俺が頭の中で思い描いていたとおりの体位を作ってくれた。
自分で両の脚を開くだけじゃなく、腰を天井の方に向かって掲げるようにして、さらにおまけとでもいうように、自分で尻タブを左右にこっ開いてケツの穴をその中の肉壁まで見えそうになるくらいに晒す。
正直、そこまでしろと言ったつもりは無かったんだけどな。でも、まあわざわざ訂正するより、エロいからいっか。
「なー、兄ちゃん。」
「ん?なんだ?」
すると、カイトはケツ穴を広げた格好のまま、無垢な顔で。
「これ、終わったら、おれ、マック行きたい。」
マジでそんな事を言うもんだから、俺も脱力する以外無いってもんだ。
全く、ムードも色気もねーんだなあ。これが。
まあ、これも俺達らしいっちゃらしいか。
「わかったわかった。終わったら風呂入って、それから行こうな。」
一人で笑いをかみ殺している俺の事を、カイトの方は「うんっ」と嬉しそうに言って、自分から一層大きく足を拡げてわくわくと挿入を待ちわびていた。
ガキってやつは無邪気というか、なんというか。
いつでも食欲全開、性欲全開で、羨ましい限りだ。
ふう、やれやれ。
「ほら、入れるぞ。ちょっとだけ力抜いてろよ?」
返事がわりに何度も頷くカイトを俺は真正面から組み敷いてやると、その後ろの入り口に先端を宛がってそのまま動力の赴くままに腰を進めていく。
「ふっ…!…やあ…っ…あぁ…っ…あぁん……っ…。」
一気に根本までごりごりと突き進んでやると、これまた想定通りの反応を示すカイトに奇妙な満足感を覚える。
「お、おお…カイトん中……マジきもちぃ…っ……。」
しっかりとカイトのでっかい耳たぶに捉えられるように伝えてやると、恥ずかしいのかぶるぶるぶると小さく震える子供の体。
それはあながちリップサービスの類とも言い切れない威力で、腰を動かすたびにガキの体温をそのまま纏わせた後ろの幼肉がチンポにむしゃぶりついてきて、思わず情けない声が出そうだった。
絶頂への強制力とでも表せるその快感に抗いながら、保った勃起でカイトの中を掻きまわしてやると、こいつときたら人の気も知らずに自分から腰を浮かせてきた。
「ひゅう…っ…ひゃ…は…っ……んはぁ……ひゃあ…っ…にいちゃ…ぁん……もっと……ぉ……。」
腰を打ち付けられるたびに、ちんも、たまも、遠慮なしに揺らして俺を求めるカイトの声に、欲情を覚えなかったというとそれは嘘になる。
ついこの間までは何も知らない、ただのゲーム好きな、アホなガキだったのに、な。
その事に罪悪感を覚えつつ、まだ顔も見た事の無いカイトの親御さんにもゴメンナサイしながら、腰を動かしているとカイトの嬉し気な嬌声が部屋の中に響き渡って、そっからは俺も自分が気持ちよくなることと、カイトを啼かせること以外考えられなくなっていた。
───
「よおおぉっ善一!!」
すると、いっきなり俺の事を呼び捨てにする野太い声が部屋の中に響き、俺は突然、カイトと繋がったまま空間だけ別の場所に放り出されたような、そんな感覚を覚えて喉を突かれたような声が出た。
「えっ…!??は…!???…柳生先……輩っ…?」
俺も驚いたが、カイトの方も。
突然知らない大人に見られてはいけない格好を見られて、けれど隠すにも術がなく俺と、突然の来訪者の顔を交互に忙しなく見やっていた。
俺らも驚いたが、向こうの方もさぞ驚いただろう。
というか、今この場でこんな状況で、俺は初めて今自分がやっていることが世間的にも法律的にも許されない行為であるということに初めて思考を巡らせていた。
あれ、もしかしてこれって、やばくね?
いくら相手が柳生先輩とはいえ…。
「にいちゃん……っ…?」
法律云々なんてことは頭にないだろうカイトですら、どこか不安そうな声を漏らしている。
どうにも言い逃れなんかしようのないこの状況。
だが、先輩は俺の予想の斜め上を行く反応を見せてくれた。
「おいおい、なんだぁ?善一。おもしろそーな事やってんじゃんか!!」
かっかっか、と江戸っ子オヤジみたいな笑い声を上げたかと思えば先輩はずかずかと俺らのまぐわってるソファの前で仁王立ちする。
「い、いや…別に面白かないですけど…。」
おどおどと視線を合わせられない俺に対して、先輩は相変わらず日の丸をしょったような明るい笑い声を上げていた。
まあ、こういう人なのは知っていたけど………とりあえず、今から交番まで突き出されることは無さそうで、俺は内心で胸を撫でおろしていた。
彼の名前は、柳生巧。俺の2個上の先輩で、俺の所属してるゼミで一緒だった人だ。
今はどっかの役所に勤めてるという話だけど、こうしてたまにやってきてはメシを奢ってくれたりたかってきたり…では無く、面倒を見てくれる人だ。
俺よりもさらにガタイがでかく、その上強面のその顔にカイトは目に見えて怯えているのがわかった。
なのに、先輩の方はカイトの方に興味津々で。
「お?お~~~なんだ、カワイイなーボウズ。よーし、俺も混ぜろよ!善一!!」
そう言っていっきなり履いていたパンツを脱ぎだしたので、カイトでなくても驚いたろう。俺も目を剥きかけた。
「いやいやいや!!先輩!!まずいですって!!こいつまだ小坊で………。」
自分で言っててもマヌケであることに気付くのに少しかかった。それくらいに今の俺は動揺していた。
そもそもその小坊と現在進行形でイケナイ事をしているのは俺の方だっつーのに。
ボクサーを下ろした先輩の腰からは、俺の方が腰を抜かしそうな立派なイチモツがでっぷりと血流を含んで、今にもカイトの柔肌と頬ずりをかましそうになっていた。
「いいぃッッ!?…おじさんの、でっけぇー…っ………。」
カイトも思わず状況を忘れて興味を惹かれるほどのそのサイズと、下反りに反り返ったいやらしい形状のモノに俺の方も軽く引いていた。
「だーーれがおじさんじゃ!!!善一と2歳しか違わないっての!!!」
気を抜くとオレも「おっさん」と表現したくなるその威容っぷりだが、言われてみれば確かに先輩は俺の2つ違いで、24歳のはずだ。とてもそうは見えないが。色んな意味で。
そんな先輩は、俺やカイトが見ている前でも構わずに軽く扱きたてたものを、悠然と腰ごとカイトの眼前に突き付けていた。
「上の口はまだ空いてるだろ?ちょーど溜まってたんだわ。頼むわ、少年。」
言い逃れ不可能なほどにおっさん風味な言い草で年端もいかないガキにご奉仕をせがむ先輩に、俺はもうなんと声をかければいいのか分からなかった。
というか、そもそも今の俺が何か言えるような立場でもない。
ちらちら、と不安な視線を向けてくるカイトに俺はしゃーなしに首を縦に振った。今の俺の立ち位置じゃ、他にどうしようもない。
「ん…ちゅ……れろ…。」
突き付けられた先輩の凶器に対して、健気に舌を突き出して敏感であろう先っぽを舐めまわしていくカイトに、流石の先輩も鼻息を荒くしていた。
「おっ……ぉ…ほほほほっ…おい、やべえな…これ………っ…お前、こんな面白い事今まで黙ってたとか、ずりぃぞ、おい。」
小学生のガキにご奉仕させる背徳感。たしかにこれは味わった者にしか知り得ない快楽かもしれない。
こんなことでもなきゃ生涯誰にも教える気は無かったけれど。
「ん…ボウズ…もっと、深く咥えてみな?おおおぉ…?…そうそう……っ…うぐ…っ…」
先輩が軽く腰を使いだすと、カイトの方も反射的に自分から首を使って先輩のでかいブツを迎えうつ。
「ん…んぐっ……うじゅ…じゅる…ふう…ふひ…ひ…ぃ……。」
いくら俺ので慣れてるとはいえ、先輩のサイズは流石に規格外なのか、苦しそうな声を漏らして唾液も口の箸からとろりとろりと糸を引いていた。
無理すんなよ、と声をかけてやりたくても先輩の手前それも出来はせず、せめて俺も腰を使ってカイトの粘膜を擦り上げて快感でごまかしてやるくらいしか出来なかった。なんだ、この3Pは。
「あっ…あ、っ…あっ…あうぅ…っ…うぅっ…んっ…!!」
なんでこの状況で、と思われるかもしれないが、先輩のブツをむりやり咥えさせられてるカイトの横顔にうっかり興奮しちまった俺は知らないうちに腰の動きを速めて、気が付けば中に精を放ってしまっていた。
その事にクレームを入れてきたのは、当のカイト………じゃあなく、先輩の方だった。
「おいおい、中に出すなよ!次の奴の事考えろよーーー!」
「えっ…あ、あぁ…すいません…。」
反射的に謝りつつも、俺の頭の中で「次の奴?」と?マークが飛び交っていた。その疑問符が消えるまでにはそんなに時間はかからなかったが。
濡れた音を立てて抜き出してやると、カイトの後ろの孔からは俺が今しがた注いだばかりの新鮮なザーメンがとろとろと溢れだしていた。
それを、先輩は軽く眉を潜めただけでごっつい指先でこね回すと、カイトの窄まりの入り口のところを軽く抜き差ししていく。
「ま、これはこれで、ぬめりが増したと思えば、いいか………。」
「あ、やぅ…うぅ……っ…。」
イッたばかりで敏感だろうそこを無遠慮に捏ねまわしたかと思えば、先輩は今しがたまでのカイトの愛撫ですっかり臨戦態勢に入っている自分のものを宛がっていく。
というか、さっきまでの俺と完全にポジションを入れ替えていた。
「お、おじ……さん……っ……なに……?」
「よおぉし、いくぞーボウズ……今度はおにーさんと二回戦だ!!大丈夫だよな?腰抜かすなよー?」
まさか、と思った時にはもう既に遅くて、完全に先輩と入れ替わった俺の目の前で先輩は自分のヤバい物をカイトの穴にブチこむためにカイトの両の足首を見ているこっちが目を逸らしたくなる力でがっちりと捉えて、そのまま腰を推し進めていた。
「ふ、ふぐ…っ…ぬ、うう゛う゛う゛…う゛う゛~~~~~~~~っ!!!!!!!」
カイトからは聞いた事も無いような、苦悶としか表しようのない声が聞こえて、俺はどうしようかと思った。
コイツだって、何度も何度も俺とセックスして、それなりに場数は踏んでいるはずなのに、そんな経験なんか吹き飛ぶような先輩の巨根の一発でみるみる目に涙を浮かべ、鼻汁を噴く。
「おっほっ…!!!…………やっべぇ………めちゃ具合いいじゃん、ボウズのケツマンコ。ひひひ、見てろよ?すーぐとろっとろにしてやるからなー?」
どういう神経してるのか、自分よりも二回りも三回りもちっちゃなガキんちょを組み敷きながら、上機嫌でガツンガツンと腰を振ってたっぷりとカイトの「ケツマンコ」を堪能していく先輩。
「やっ…ふゃ…っ…んぎっ!!いぃ…っ!!おじ…っ…ちゃっ…やあぁんっ…あんっ…!!!!あんっ!!!!!」
ケツの中を先輩チンポの太い所がゴリゴリと擦り上げるような、と言いたいところだが、先輩の攻めにその表現は相応しくないかもしれなかった。
だって、先輩の勃起チンポに太くない所なんかどこにも見当たらない。
強いていうなら、バカげたサイズの亀頭の、バカげたカリの部分が絶えることなくカイトのケツの中の肉壁を擦り上げ、負けないくらいに太い幹や根元の部分がカイトのケツの中や穴の入り口のところをこじ開けて、休息というものを与えなかった。
「んや…っ…ああぁ~んっ…ぁんっ!!!あんっ!!あんっ!!あんっ!!!も…やあぁぁ~~……っ…!」
カイトの悲痛な叫びにも先輩は引くほど上機嫌に子供の小さな体を引き寄せて、自分の膝の上に抱きかかえていた。
「かぁいい声出すじゃねぇか。その年でケツ穴掘られて感じてんのかーーー?そんなスケベなエロガキは、こうだっ……」
上機嫌にも程がある先輩は、歌うように言うと、ガキとはいえ同じ男のカイトの唇に自分の唇を押しつけて、吸い付く。
本来なら、男と女の間で行われるはずの愛情表現を、男同士で…。
「ひゃ…は…ぁっ…あう…ちゅく…っ…あうぅ…んぷ……っ」
一方、デカチンで突き上げられてわけわかんなくなってるカイトの方は、それを大人しく受け入れるしかなく、先輩の突き出した舌で、小さな舌を絡め取られたり、時には味わいあったりするしか他に出来なくなっていた。
それを見ていた俺は不意に、そういえば俺とカイトってキスとかしたことなかったな、とそんな事に思いを馳せる羽目になっていた。
別にカイトとキスがしたかったわけではないけれど、けれど、カイトの初めてを先に先輩に取られたという気持ちはあんまり愉快なものじゃあない。
舌以外に、カイトの柔いほっぺや首筋、胸板やそこに浮かぶ淡い突起を野獣のように好き放題舐りたおしていたと思えば、腰をぐんぐんと揺らし…。
「そーいや、腹減ったなーーーー。おい、この辺にモスねーか?照り焼きバーガー喰いてえ。」
買ってこい、っつーことですか…。
食欲と性欲のどちらかにしてほしい。
そんな大きなお友達がこんなところにもいたか。
「やっ…やあああ…っああああああっ……!!!にーちゃん…っ……おれ、っ…あんっ…ああぁあ!!!ちーず、ばーが…がっ…いいっ…!!!」
肛門周りをめいっぱい拡げられながら、カイトからはそんな注文が飛ぶ。おいおい、結構余裕あんじゃねーか。さっきまでの俺の同情はどこにいった。
「おっ…いいねー。じゃあ俺も。チーズバーガー2つと照り焼き2つと、フィレオフィッシュとナゲット2つな!!!」
先輩のそんな言葉に見送られて、俺は仕方なく背後でまぐわう大人と子供を残して、財布を持って外へと出かけた。
「よおし、それじゃあ待ってる間に二人でたっぷり運動するかボウズ!ほれ、ほれほれぇ~~~!」
「ふぁっ!!!あっ…やっ…そんな……ぐりぐり…っ…だめぇ~っ…ああぁっ…やっ…!!!」
ここから一番近いモスまででも、自転車で片道15分はかかる。
最短で帰ってこれても、4,50分は見ておいた方がいいだろう。
折角の休日に、なにやってんだろうか。俺は。
このクソ暑い中、先輩命令で、必死こいて自転車飛ばして。
そして、やっと着いたモスはレジの前にそれはそれは見事な行列が出来ていて、予定より大分長い待ち時間を経て、自宅へ戻ってきたときには既に2時間近くが経過していた。
───
「っかーーーーっ……ハメたハメたーー!!!!!!」
汗だくになって戻ってきた俺を出迎えてくれたのは、同じく汗だくどころか汁だくになってすっぱだかで一服している柳生先輩。
そして、何発かまされたのかは分からないが、同じく素っ裸のまま白濁塗れの肩で息をしているカイトの姿だった。
「ちょっ……おい!!大丈夫か!!!カイト!!」
ここは禁煙だ、と苦言を呈することも忘れて思わずカイトに駆け寄ると、もはや息も絶え絶えといった体ではあるが、なんとか意識は保っているカイトの姿に軽く安堵した。
「はー…はー……うん………ん……だ……いじょ………ぶ………はーー……はぁ………っ……」
どうやらとてつもなく疲労はしているようだが、虐待などはされていないようで胸をなでおろした。
流石に、そういう事をする先輩ではないという事は分かってはいたけれど。
いや、実際のところどうなのかは分からない。この先輩が男もいけることを今日まで知らなかったわけだし。
「よっ…おつかれ、善一。さーーて、喰うかーーーーー。」
蒼白になっていた俺をよそに、俺が投げ出した包みから照り焼きバーガーを取り出す先輩に、流石に呆れてしまう。
「お…っ…おっ…おれも、くうっ…!!チーズバーガー!」
すると、それまで虫の息だったはずのカイトまでもが目の輝きを取り戻して参戦してきたので、いよいよもって、俺は心底呆れた。
心配して損した、とまでは言わないが、とりあえず、服くらい着てから食ってほしい。
「おう、喰え喰え!!ガキは元気が一番だぞ!!!」
「うんっ!!!!」
まるで自分のオゴりかのように振る舞う先輩に頭を撫でられながら、カイトは待ってましたとチーズたっぷりのバーガーに大口でかぶりついていた。
「しっかし、自分でも引くくらいヤリまくったなー。いやーでもたまにはオスガキもいいな、またやろうな!ボウズ!!」
「うんっ!!!!」
あーあ。
凝りもせずに適当な返事こきやがって。後で泣く目に遭っても知らねーぞ…。
内心で苦笑しながら三人分のお茶を入れ、戻ってきた俺は自分の分のエビカツバーガーを袋から取り出す。
出す。
出す。
出…そうとしても、その対象がどこにも見当たらなくて、袋を逆さにしてもパンズのクズくらいしか出てくるものが無かった。
「ん?あ、あのエビのやつ、お前のだったんか。あまりかと思って、俺とボウズで半分にして食っちまった。わりぃな。」
「え、兄ちゃんのだったんだ…ごめん………。」
「あーーー、いいって。間違えたの俺だから。気にすんな。ボウズ。」
先輩がそうは言っても、しゅんとしょげているカイトに、流石にこれ以上は誰を責める事も出来なかった。というか、ここで責めたら俺が悪者みたいになってしまう。
「ま、まあ、またどっかで何か食うから。気にすんな。カイト。」
「だ、そうだ。気に済んなよ、『カイト』」
俺と先輩で慰めると、カイトはなんとか笑顔を取り戻して大きく頷いた。
「てか、おじちゃんって結局、誰?」
「だぁらおじちゃんじゃねーーーーっつーの!!!!ヤギュウ、タクミ!!っつー名前があんだよ!!!」
「あはは、タクミ、だって!!似合わねー!!!」
「んだと?このガキーーーーー!!!!」
指さして笑うカイトの事を先輩は首をひっつかんで羽交い絞めにし出したんで、カイトは部屋中に響き渡るようなけたたましい声を上げる。
それを見ている俺の方も、なんだか乾いた笑いが出てしまっていた。
なんだか散々な休日のような気もしなくもないが、相手が相手だったら犯罪者になってたかもしれないんだから、そう思えばまあ安い出費だったと言えない事も無い。
でも、まあ、同じ事が無いように、施錠はちゃんとしとかないとだめだな、と気が引き締まった。
鍵が開いてるからって人んちにずかずか入ってくる奴なんて、先輩ぐらいのものとはいえ………。
それから3人でゲームをしたりとまったりと過ごして、その日はそれなりに悪くない休日になった。
いい加減服を着ろ、と大人一人と子供一人にがなり立てる羽目になったのはさておいても。
───
先輩に俺とカイトの事が知れてからというもの、以前とは特に変わりも無く………と言えればよかったのだが、なかなかそう言うには厳しいと評せざるを得なかった。
いくら施錠をしてカイトと二人っきり、ナイショの時間、と行きたくてもインターホンを鳴らされてしまったら出ざるを得ない。
居留守を使おうとしてもこのアパートの部屋は一階だ。窓から覗かれでもしたら一発でバレてしまう。
「お、いるんじゃん~。おっすおっす。」
なんて言われて、土産も無くズカズカと入ってきた先輩と一緒にメシを食ったり、遊んだり、カイトと3人でセックスしたり、と望まない三角関係がずるずると続いてしまっていた。
カイトもまた、やけに先輩とウマが合うせいか、先輩が来れば嬉しそうに身を乗り出して自分から玄関のドアを開けてしまう始末だ。
お互いに野球好き、という共通点が見つかってからは、先輩と一緒に野球談議やら、キャッチボールをした、なんていう話をカイト自身の口から聞いて、なんだか面白くない気持ちになることもあった。ちなみに、俺は野球を全然知らない。
酷い時には、家に帰れば先輩本人がカイトと二人でゲームをして待ってる。なんていう時もある。
まあこれは合いカギをついついカイトに渡してる俺が悪いが。
引っ越しでもした方がいいかもしれない。
でも、引っ越したところで引っ越し先に先輩が来るだけか。
俺の居場所を突き止める方法なんていくらでもある。あの性格のせいか、先輩の人脈は計り知れない。
たまにはカイトと二人っきりになりたい。
こんな事、あの日までは意識したことすらなかった。
当たり前だった幸せは、失ってから初めてそれが幸せだったと気付くんだなあ。善一。
それに、たまに二人っきりになっても、最近は俺の方から言うばっかりで、カイトの方からは特にしようとも言ってこない。ガキだからなのだろうか。もしかして、あの年でエッチに飽きてしまったっていうのか?
首を捻っていると、今日は珍しく午後の講義が休講になって、特に寄り道もせずに家に帰る事にした。
ひょっとしたら、カイトが待っているかもしれない。今日は土曜日だし、あり得ない事じゃない。
学校帰りのランドセルのままうちに来て、荷物も何も床に投げ出しているワルガキの事を思い浮かべると、なかなかどうして、悪い気持ちはしなかった。
───
家の前に着くと、ポケットから鍵を探っている俺の耳に奇妙な音楽が聞こえてきた。
音楽というか、声楽というか、人の声。
それもただならない様子の。
それがよく聞き覚えのある喘ぎ声だと気が付いた俺は、それが今自分が目の前にしている扉の向こうから聞こえている事を確認すると、その場から離れた。
そうしていながら、心臓が異様なほどにバクバク言っている事に気が付いた。
それが全く見当のつかない怪奇現象を前にした恐怖からならばまだよかったのだが…。
逆に、その胸騒ぎが、ある程度の見当からくる、ある可能性に対しての不信感からきていることに今の今まで自分は気付かないフリをしていた。
アパートの、自分の部屋のある裏側に回ると、俺は窓の外から自分の部屋の中の様子を伺った。
何と言っても、自分の部屋だ。カーテンを閉め切っていても、どこにずさんな隙間が出来るかなんて、家主が一番よく知ってる。
まして今の季節、窓のカギもきっちりと締めてはいない。
そこから覗いて、俺の目に飛び込んできた部屋の中の光景は、これまであえて想像していなかった、けれど、想像通りの絵面が広がっていた。
───
部屋の中に、着衣の人間は一人もいなかった。
覗き込むよりも先に聞こえてきた、聞いているこっちの耳が蕩けてしまいそうな甘い切ない声の主は、今更言うまでも無くカイトのもの。
「ああっ…あっ…んひゃっ…ぁん!!!あああぁっあぁっ…ん!!!!!たく、ちゃぁ……んっ!!!!!」
カイトのハダカなんて見慣れているはずの俺の目にも、その姿は衝撃を以て飛び込んできていた。
まっぱだかのカイトは、犬みたいに四っつん這いに這っていたかと思えば自分から屈んで、必死になってケツを掲げて媚びた声を上げ続けている。
誰に媚びているかなんて、今更言うまでもない。
カイトの細い腰を、成人男性としても成熟しきった逞しい男がゴツゴツと節くれだった両手で鷲掴んで、情け容赦なく腰を叩きつけていた。
「おーう、おう、ガキのくせに、相変わらずやーらしい声出しやがって。んー?この辺か?この辺がイイんだろーお前はーーーー。」
愉快そうにせせら笑いながら、先輩は、柳生先輩は、見てるこっちが赤面してしまうほどいやらしい腰遣いで、カイトの中のある所ばかりを執拗に突きたてていく。まるでAVでも見ているような光景。
先輩の腰の動きが次第に小刻みになっていくにつれて、カイトの口から立つ鳴き声は急速に切なさを増していった。
隣人の存在をこちらの方が気にしてしまうが流石にこの時間だけあって、無人のようだった。
「あっ…あぁ?あぁ!あぁ!!?あうぅんっ!!…そこ…っ…そこ…っ…や…っ…ヘンっ……なるぅ~~~…!!!」
「んっ…っ…んっ…おぉー?ヘン?イヤなのか?じゃあ、やめるかー?」
そう言って、先輩がさっきまでの激しい腰ふりを緩めるや、カイトは即座に自分から腰を高く掲げて、涙声で叫んだ。
「ひやぁっ…やめひゃ、らめぇ…っ…!!!へん、なの…すきぃっ……!!!!」
「そーそーっ!子供は素直が一番だぞーーーー。ほーら、ご褒美だーーーー。」
カイトの返答に気を良くした先輩は緩めかけた腰の動きを戻して、今度はむしろ痛々しいくらい抱え込んだカイトのケツの口を情け容赦なく強引にこじ開けていった。
「ひゃ、やんっあんっあんっあんっ!あっあっあっあっ……っ!!!」
これも、軽く聞いていると悲鳴のように聞こえるが、目の前の光景と共に聞いているともはや愉悦の時間にしか聞こえない。
「ほーれ、俺のちんぽ、おいしいかー?カイトー?」
一度深く突き上げては、太い根元で肛門をごりごりと拡げて問う先輩。
問いておきながらその仕打ちはあんまりじゃないかと見ている方は思うが。
「お…っおっ゛お、お゛っっ!?お…っ…たくちゃんの…おっ……でっかい…おぉっ…ひんぽっ…おいひい〜〜っ…!!!!」
あのマイペースなカイトのものとは思えない、服従の声が、見慣れていたはずの唇からいいように吐きだされる光景は俺に少なからず衝撃をくれた。
「そーかそーか、じゃあ、このちっちゃくてかぁいーガキマンコに俺のチンポでたっぷり種付けしてやらねーとなっ」
いつも通りの楽しそうな先輩の声。
先輩にとっては、授業の時も、俺達後輩と飲みに行くのも、こうして小学生男児とセックスしているのもどれも同じような日常の延長線上にあるものなのかもしれない。
それよりも、問題はカイトの方だ。
最近俺とあんまりエッチしたがらなかったのは、こうして先輩と嫌になるほどヤリまくってたせいか。
一体いつからだ。
いつからこうして、先輩と二人だけでエッチするようになったんだろう。
あの慣れっぷりからして、昨日や今日こうなったとは考えにくい。
先輩のあのお化けチンポを自分から進んで受け入れようとし、実際すんなりと受け入れられるようになるくらいには今や場数をこなしているという事か。
「ひゃっ…あっ!あっ!あっ…ひゃあっ……ん…っ…んぅ…っ…!!!!!!」
家主のことなど意に介さず、まるで触れてもいなかったカイトの先っぽからは、艶やかなちんちんミルクがの滴が溢れて、フローリングの床を濡らしていく。
そして、おそらくはタイミングを合わせたのだろう。
それと同時に、先輩もカイトの腰をがっつりとホールドして、宣言通りにオスガキの肛内に自身の子種を注ぎ込んでいた。
「ふーーーーーーーーーーーーーーー………。」
この。精力の有り余っていそうな先輩の事だ。
一体どれだけの量の雄液をカイトの中に注いだのだろうか。想像するだけで身震いがしそうだ。
まるで自宅に帰って寛いでるかのような息を吐きながら、カイトの奥の方で精を出し尽くすと、ゆっくりとその雄竿を抜き出していく。
それを、緊迫の吐息で迎えているのはカイトの方だった。
これが、小学生男子のする顔だろうか。
思わずそんな言葉が脳をよぎった。
ゆっくりと、大人の肉棒を抜き出されてる最中。
振り返ったカイトのその潤んだ瞳は、明らかに自分より強く逞しい雄への思慕や羨望を含んだ、恋情にすら近いものを湛えて先輩の仕打ちに耐えていた。
「はーーーー…つ゛がれ゛だー…っ……。」
けれど、息を呑んだ次の瞬間には、カイトはまるで激しいスポーツを終えたかのようにだらりと身を床に投げ出して息を荒げる。
その間にもケツの穴はまだ先輩の太さに軽く広がったまま、白濁の残滓を滲ませている。
「やーーー、マジ疲れたなーーー。流石に抜かずの3発は激しいわ。」
さらっと衝撃のセリフを吐いたかと思えば、先輩は奥の方に消えていく。あっちはキッチンのある方だ。
いなくなったと思えばすぐ戻ってきて、手にはキンキンに冷えたラムネが二本。
俺がカイトのために買い置きしてたストックじゃねえか。
「勝手に冷蔵庫のもの取ったら兄ちゃん怒るよー?」
そこで初めて、カイトが俺の立場を慮った言葉を吐く。今更ともいえるが。
が、そんなことぐらいで先輩は動じない。
「ラムネの一本二本でケチケチ言う奴じゃねーよ。万が一なんか言うなら俺がちゃんと言ってやるから。」
そう言って、裸の男児のすぐ傍のローテーブルの上に分け前を置き、自分もごきゅ、ごきゅ、とぶっとい首の喉仏を揺らしてラムネを飲み干し、それから一拍置いて、男らしいでっかいゲップをする。
ザ・先輩。
としか言いようのないその姿を前に碌な感想が浮かばないでいると、ようやく息を整えたカイトも、テーブルの上のラムネを手に……したわけではなかった。
「ちょっ………おいおいおい~~~~!流石にちょっと休ませろってっ!!!!」
珍しく、どこか焦ったというか、苦笑いの先輩の声。
何かと思えば、カイトの行動に俺の方も思わずあっ!と声が出そうになる。
カイトが手にしたのはラムネの瓶ではなく、それ以上にでっぷりとふてぶてしい、まだ余力を残した先輩自身だった。
「えーーーー……大丈夫だよたくちゃんならー。早く、続きしよ〜?」
先輩の既に半勃起したえげつないものを、カイトはわんぱくに笑みすら浮かべて握って、扱きたて、かと思えば愛おしそうに舌を押し付けて先っぽから舐っていく。
「ん…んむ…んむぅ…じゅぷっ…くぷ…ぅ……っ…」
自分の腸液やら、先輩自身の精液に濡れそぼったものを、うっとりと舌で愛撫する。その慣れっぷりに俺は今度こそ暗い感情が胸を突くのを自覚した。
カイトのやつ。
俺としてる時は、自分から俺のチンポやザーメンを好んで口にしたことは一回も無かった。
いつも俺が言うから、しょうがないか、とばかりに「処理」してたのを、先輩のは自分から進んで咥えんのか。
この違いは一体なんだ。
確かに、先輩の方が俺よりも共通の趣味の話が出来て楽しいのかもしれない。
先輩の方が一緒にいて楽しくキャッチボールとか、好きな遊びが出来るのかもしれない。
社会人の先輩は、俺よりも経済力があって、ひょっとしたらオモチャでも買ってくれたりするのかもしれない。
けれど、俺の方が先輩なんかよりよっぽど付き合いは長いのに。
しょうがない先輩、としか思ってなかった俺の中の柳生先輩の存在がどんどん俺の中で奇妙な下剋上を起こしていた。
「ったく……調子に乗りやがって、このエロガキ~~~…。」
「へっへっへー…あ…んむ…っ う~むっ…じゅぷっ…ちゅぷ…!」
楽しそうにとしか言えない顔でむしゃぶりついてくる男児をしばらく好きなようにさせていると、先輩は愛おしげに抱き寄せて、まるで子供同士のいたずらのように舌同士をれろれろと絡めあって遊ぶ。
そして、ソファに背もたれると、向かい合わせのままカイトを膝の上に跨がせて。
「よーし、今度は上になるか?自分で入れてみな。」
「うんっ!!」
カイトの思惑通りにすっかり元気になった先輩の獰猛なチンポを、それを跨いで咥えこもうとするカイトを先輩はにかにかと見守っていた。
「ほーら、自分が今からナニするのか、言ってみなー?カイト」
「えー?…いまから……たくちゃんの、デカチンポで~…おれのオスガキマンコ…いっぱいじゅぽじゅぽしてもらう…っ……。」
「じゅぽじゅぽかー。そんなにしたら、またいっぱい中に出しちまうぞ?いいのか?」
「いいよー」
「はっはっはっは!!!今日一日だけで、こんなに中出ししちまったら、マジで俺のガキ、孕んじまうかもなー…お前!」
「うん………?……うん~…………。」
先輩の言葉に、まだ子供のカイトは一体何を思ったんだろう。
まさか本当に妊娠するとはガキの知識でも思ってはいないだろうが…。
仮に妊娠するかもしれなくても、躊躇いなく先輩とハメることを選んでただろう。
そう確信して疑いようのない、幸福と歓喜に満ちた顔をしていた。
ちゃんとまともに見ている事が出来たのはそこまでのことで、結局俺は自分の部屋だというのに居場所の無さそうなアパートには戻る事が出来ず、気が付けば近所の公園の中を日が暮れるまでうろうろとしていた。
「にしても、善一の野郎。いつもヤってる時に限って帰ってこねーなー。折角ドッキリ返し仕掛けて待ってんのになー。カイト?」
先輩のその言葉は、当の俺はおろか、先輩の上で夢中になって腰を動かすカイトにも、誰の耳にも届いてはいなかった。
───
結局、というか、当たり前だが俺はあの日に覗いた光景の事を2人に問いただす事も出来ず、しばらくの間は現状維持という名の逃避を続けていた。
たまにカイトと二人っきりになっても、俺の方からカイトを行為に誘うような事も無くなった。
そうするとハッキリわかったが、俺の方から誘わない限り、カイトの方から俺に行為を求めることは既に無くなっていた。
そして、カイトが俺の部屋に遊びに来たり、ゲームをする機会も次第に数日おき、数週間おき、と目に見えて減っていき、その事に不自然すら感じなくなっていた。
カイトももうすぐ中学生だし、色々と環境の変化もあるだろう。
いつまでも近所の兄ちゃんとつるんで遊んでばかりというわけにもいくまい。
色んな思考にフタをして、俺もカイトと出会う前の普通の大学生の日常に戻っていった。
ただ、一つだけ困ったのは、これまで当たり前のように貪る事が出来ていた若い肉の味がたまに無性に恋しくなることだった。
可愛い彼女でも作れば解決するのかもしれないが、物凄いイケメンでもない自分には一朝一夕に叶う事でもない。
そもそも、女の子にはちんちんが付いていない。
正に離れてみて初めて分かる当たり前と思っていた幸せのありがたさ、だった。
解消しようも無い飢えと渇きを身の内に抱えながら、何気ない日々を過ごしていると、ある日それとは別に困ったことが起きた。
事情で引っ越しをしなければならなくなった俺は、合い鍵をカイトに渡したままだったのを思い出した。
立ち退くときには当然、家主に鍵を全て返さなくてはいけない。
カイトとの連絡手段をほぼ失っていた俺は途方に暮れていたが、ある日、ふとしたことで再会の機会を得た。
といっても、馴染みのカードショップでたまたま出くわしたというだけだが。
元々カードがきっかけで出会った仲なのだから、再び会う事があって当然だ。
殆ど半年ぶりくらいに会ったカイトは見た目にはそれほど変わった様子は無かった。
少し背が伸びて、少年らしくほっそりとしたような気はしたが。
よう、久しぶり。
最近どう?元気?
そんな当たり障りのない会話を済ませて、事情を話して合い鍵の返却を求めると、カイトは快く応じてくれた。
先輩とはあれからも交流があるのかどうか。聞きたかったけれど、流石に聞けなかった。
すると、帰り際になってカイトの方からもう一度声をかけてくれた。
「兄ちゃん。兄ちゃんって、たくちゃんの家知ってる?」
たくちゃん、という呼び名から柳生先輩を連想するのに数秒かかった。
なんだ、先輩の居場所を知りたいのか?
あいにく、柳生先輩の住んでるとこなんて、学生時代のアパートしか知らない。
俺が首を振ると、カイトはすぐ傍の中々小奇麗なマンションを指さして、そこの503が柳生先輩の今の住居であることを教えてくれた。
そして、俺に屈むように言うと、はにかみ混じりに耳打ちしてきた。
「たくちゃんがね、久々に兄ちゃんも仲間に入れて、さんぴーするのも楽しそうって。おれもオッケーだからさ、兄ちゃんも興味があったら、暇なとき、おいでよ。」
目を合わせると、カイトはちょっと赤くなった頬のままイタズラっぽく笑って、そのまま「じゃね」と風のようにどこかへ走っていった。
去っていくカイトの背中を俺はしばらくぼーっと突っ立ったまま見送っているばかりだった。
最後に目にした、既に自分のものではなくなっていた、いや、最初から自分のものではなかったかもしれないカイトの笑顔は、腹立たしいほどに可愛らしく………
俺は脳内で、先輩の連絡先が携帯にあったかどうかに既に考えを張り巡らせていたのだった。
おわり。